しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

たまには焼肉屋さん 【奥州市水沢 食道園】

2025-01-31 | 奥州市・北上市のごはん
長年の友人に誘われて焼肉店へ。奥州市水沢の食道園さんへ伺いました。このお店は、前沢牛を一頭買いするお店なのですが、今日の牛は、奥州市水沢黒石産で、32か月肥育、粗飼料自給、自家栽培麦を中心とした配合飼料で育てたものです。こだわるこだわる♪

当然希少部位もリクエストに応えて出してくれることがあります。この日はラッキーなことにいろいろな部位を楽しむことができました。

美味しいワインをいただきながら、希少部位を絶妙の焼き方でいただきました。レバーも火入れ加減抜群。キムチやハチノスとかもすんごいうめー

2次会は、バーでウイスキー。至福のひとときでした。

最後はやや記憶が曖昧だけど(^_^;)

軽めのイタリアワインでスタート


続いてナパバレーのカベルネソーヴィニヨン。まだ若いけどいいワイン。


スペシャルオーダーの希少部位の数々。




手作りキムチ


ハチの巣とかの仕込みがすごい


レバー。ほどよい火入れで食べます。


〆のステーキ


ジュージュー♪


食後は、近くのアルハンブラさんで。キルホーマン飲み比べ。


食道園さんですが、完全禁煙で設備も新しいのでぜんぜん煙くありません。レーメンの写真を撮り忘れましたが、スープがすごくおいしいです。お勧めできるいい焼肉屋さんです。
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郷土料理の教室 【味噌雁月・ゆず雁月 果報団子】

2025-01-27 | うまいもの♪
昨日は、江刺の梁川地区センターで郷土料理の教室。食の匠や料理教室の先生がいろいろと教えてくださいました。料理の鉄人で勝ったことのあるシェフは残念ながら欠席でした(^_^;)

↓は、雁月に使った北限の柚子と地元のクルミ。岩手では胡桃が取れるので、料理やお菓子に使うことが多いです。おいしいんだよね♪



こちらは柚子雁月。雁月とは、重曹と酢を反応させてフワフワに作る小麦ベースの蒸したお菓子で、ゴマやクルミを表面に散らした感じが雁が月夜に並んで飛んでいるのに似ていることからこの名前が付きました。なにやら風流。



こちらは、クルミ雁月。クルミが一杯で表面雁だらけ???



果報団子は、米粉を使って作る団子汁です。古くは萩の小さな枝を入れたりして、プレゼントが当たるようにしたことから果報団子と名付けられました。
お出汁がやさしくていいお味です。
あとは、漬物や胡桃豆腐などを持ち寄って、楽しいランチ会でした。



なにも特別な食材や料理ではないのですが、ちゃんと出汁を取ったり下ごしらえをしたものなので、非常においしいです。食材を無駄にしないで、感謝しながらいただく郷土料理。気持ちが豊かになります。

「なにかにかだって たいごっつぉだもな」

ごちそうさまでした。
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廣戸川 純米にごり生

2025-01-23 | Wine・酒
福島の銘醸。廣戸川の濁り。冬らしいね。

強目の酸、軽いガス、程よい渋み。喉越しまったりスッキリ。こりゃいい。






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きかね きかんこ【方言】

2025-01-22 | 岩手県奥州市の方言
この言葉は、以前取り上げた「はずごどね」とやや近い表現ですが、(気が強い)とか(頑固)とか(強情)を表す表現です。語源は、もちろん「いうことを聞かない」だと思います。

「おらえのかーちゃんとってもきかねをやー」
(うちのカミさんは、とても気が強いです)

「このわらす、なんたらきかんこだなや」
(この子供は、全然言うことを聞かないね)



ちなみにお酒や薬が効かないことは「きがね」と発音し、濁ります。
「なんたら両関酒造の翠玉いってできがねじゃ。なんぼでものまさる(^_^;」

たぶん大谷翔平選手は、聞けばわかると思いますが、話さないだろうなー⁉️

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盛岡でジャズライブ

2025-01-19 | 日常
盛岡バスセンターの3階に穐吉敏子JAZZミュージアム があるのですが、高校の同級生がそこでジャズライブを開催しました。今回は女性ボーカルがはいって

「及川浄司カルテット+絵美夏」ライブです。

ホテルがちょっと遠かったのですが、時間があるので車に乗らずに歩いて向かいます。途中、旧県立図書館のところで光のページェントっぽいのをやっていたので、ちょっと感動。雰囲気いいぞ♪

「じゃっ!もりおがもまぢだじゃなー」

もりおか歴史文化館になってました。


青い燈だとなんだか落ち着く


タイムトンネルっぽい?(古くてわかんねーだろうなー)


旧岩手銀行本店。赤レンガ造でレトロ。


ライブはこんな感じでノリノリ。いささか年齢の高い人がおおいかも(^_^;)


2時間越えのライブはあっという間に終了。楽しいと時間の経つのが早い!

その後はおなじみの飲み







ぐっすり眠れました。今年も活発に活動します。

人生の放課後をいっぱい楽しみます♪
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擬態語、擬音語、オノマトペとか その2  【もさもさ てろてろ びりびり】

2025-01-17 | 岩手県奥州市の方言
今年は、雪が積もらなくていいなーなんて思っていたら、昨日と今日は約10センチずつの降雪。朝からスノーダンプ等を使って除雪作業をしました。だいたい30分くらいの運動。。。このくらいならちょうどいいエクササイズかも。

そんな雪除けをしていて思い出したのが、「もさもさ」です。これは、大きなボタン雪等がたくさん降るときに使う言葉です。

「じゃ、ゆぎもさもさど降ってきた。明日の朝はゆぎはれだなー」
(あれー、雪がいっぱい降ってきた。明日の朝は雪除けだな)


雪が降ると翌日の日中は、溶けます。それが、また凍るとつるつるになります。そんな時は、
「ありゃ、きゃどてろてろずぐなってきた。すんなめってころばねよにな」
(あれ、道が凍ってつるつるになってきたよ。滑って転ばないようにね)

そんな風につるつるに凍るってことは、氷点下3℃以下になったりします。そんな時には、
「明日は、-5℃だっつぞ。びりびりずなー」
(明日は、-5℃だそうです。顔がひりひりしますよ。)

まあ、岩手の冬の必須単語です。



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やどず 【方言】

2025-01-14 | 岩手県奥州市の方言
この表現は、奥州市江刺では使うのですが、ネットで調べるとどこにも出てきません。この辺独特の表現なんでしょうか。。。面白いですね。

「やどず」というのは、冬になる前に主に農家の作業場周辺等に立てる風除けのことで、木や藁で高さ2mぐらいに組んで立てます。今ではほとんど立てられないか、防風ネットに置き換わっています。語源ははっきりしませんが、「宿簀」なんでしょうかねー?

「さっ!雪っこふるめにやどず立てすっぺし」
(さあ、雪が降る前にかざよけをたてましょう)


この頃青森などの日本海側の大雪のニュースを見るたびに、カミさんと
「奥羽山脈ずのは、いいやどずだもな。助かるな。」なんて話しています。
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はっぱ はっぱり 【方言】

2025-01-09 | 岩手県奥州市の方言
東北地方で大雪が降っているように天気予報では言ってますが、東北は広いので、地域によっては↓こんな感じで、あまり積もってはいません。除雪機の整備点検や新しいバッテリーを買ってたのに・・・まあ、降って欲しいというのではありませんが(^_^;)



というわけで、そんな時は「なんだで、段取りしてればユギはっぱ降らねじゃ」(なんと段取りをしていると雪がさっぱり降りません)といいます。
「はっぱ・はっぱり」は、(さっぱり・全然〇〇ない)という意味です。語源は(さっぱり〇〇ない)でしょうね。岩手と宮城では言うようですが、ネットで調べるとほかの地域は言わないようです。

「はっぱ」といっても(葉っぱや発破)の事ではありませんよー。


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せふろ せっしょ 【方言】

2025-01-08 | 岩手県奥州市の方言
今は指一本でポンと押せば、温かいお風呂に入ることができますが、昔はそうはいきません。

↓こんなお風呂でした。この風呂は標準語では(据え風呂)といったのですが、、、既に死語ですが、、、東北弁では訛って「せふろ・せっしょ」と言います。sueがseに訛って変化したんですね。お風呂を沸かすことは「せふろ焚ぎ」と言います。


井戸から水を汲んで風呂桶に入れるのも大変な作業ですし、燃料の薪を作るのも丸太を切って割って積んで乾かして保管しなければなりませんでした。その他に亜炭というものがあり、1m四方ぐらいの大きさのものを木割りで薄く剥がして割って使っていました。薪よりは火力が強く火持ちがよかった気がします。若干石炭のような匂いもしてノスタルジックでした。

今はとても便利な世の中で、まったく当たり前のようにその便利さを享受していますが、災害に会うとその便利さを痛感するんですよね。東日本大震災の時には、水も電気も1週間なかったので、遠くの温泉で営業しているところを探して入ったような気がします。日々の暮らしの大切さを実感しますね。

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ほいじょ 【方言】

2025-01-03 | 岩手県奥州市の方言
昨日のgooブログ。なんでもサイバー攻撃にあったとかで、全然繋がりませんでした。「なんだで、ぶっつりど切れでるなー」なんて思ったら、切れるの連想で「ほいじょ」を思い出しました。

この言葉は、東北北海道で広く使われる言葉で、(包丁)の事です。語源は、たぶん(ほうちょう)がそのまま訛ったと思われます。(ほうちょう)って発音してみると5音もあって悠長というかのんびりしてるんですよね。忙しいと「ほじょ」なんて発音になりがちです。これだと3音です。実際そう発音する時があります。多分普通に発音しているうちに簡略されて「ほじょ」や「ほいじょ」になったと思われます。


使い方としては、包丁をそのまま「ほいじょ」と置き換えればいいだけなんですが、前後が訛ってるので、なかなかに難しいかも。

「なんたらきしぇねほいじょだなや。ちゃんとといどげ」
(なんとまあ切れない包丁だなー。ちゃんと研いでおきなさい)

「りんごくべし。ほいじょもってきてけろ」
(リンゴを食べましょう。包丁を持ってきて)

正月だがらって、さげっこばり飲んでっとあだまっこぶっつりど切れっお

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元朝参り 【方言】

2025-01-01 | 岩手県奥州市の方言
あけましておめでとうございます。今年が皆様にとってよい年でありますように♪

ところで、初詣にはもう行かれましたか?
やはり新年早々、神社やお寺にお参りすると気持ちがなんだか清々しいですよね。

実は、岩手や宮城では(初詣)のことを「元朝参り・がんちょうまいり・がんちょまいり」といいます。この言葉を知らない人が、新年早々こんな方言に出くわすとビックリですよね。全国共通なんとちゃうの?なんて思います(^_^;)


この「がんちょうまいり」ですが、厳密には紅白の終わる前に出かけて、年が改まるころにお参りしてくることをさします。「二年参り」ってやつです。
いろいろ干支にちなんだ置物やお茶碗をもらったり、甘酒のおふるまいとかあってお得です。でも眠いんだよね。

使い方としては、
「さでど、紅白もあらまし終わったし、がんちょまいりさいぐが?」
(さてと、紅白もだいたい終わったし、初詣に行きましょう)

「がんちょ参りさ、あべ」(初詣に行きましょう)

って感じかな。なに言ってんだ???って思いますよね(^_^;)
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