お昼を食べた後、いつもの輪行。川沿いの土手を走ります。
ふと川を眺めると鴨たちも距離を取ってほぼ等間隔で、ずらっと並んでいます。なんだかかわいいですね。この鴨たちは川が削った土地の草が覆いかぶさったところで昼休み中です。この辺は天敵はほとんどいないと思うのですが、やはり野生動物は警戒を怠りませんね。
何鴨だかわかりませんが、口ばしの黄色いのがカルガモだそうですから、確実にカルガモはいるようです。
ところで、かわいいだけじゃなくて、やはり食べる方にも興味が行くんですが、合鴨と違って真鴨、小鴨、カルガモ等の本鴨は、とても野趣があっておいしいものです。むかし、私が子供の頃には、親戚のおじさんが鉄砲撃ちだったので、家にも時々鴨や雉が届けられました。父が、それを捌くのですが、さすがにそのシーンは恐ろしくて見られませんでした。
その頃は、鴨の焼肉とか雉の芋の子汁とかの簡単な料理法で食べていましたが、油断していると時々肉の中に散弾が入っていて、ガリっと齧って歯を痛めたのを思い出します。今から思えば、青首鴨とか雉とか贅沢の極みでしたね。
先日、料亭で食事会をやった時に本鴨を食べたんですが、気仙沼の網取り鴨だそうです。天然物は、子供の頃以来だったので、とても懐かしかったです。うまいし(^^;
そういえば、「かわいい」で思い出したのですが、むかしバルセロナからパリまでTGVに乗った時のこと。車窓から何気に草地を眺めると牛が何頭か草を食んでいます。一緒にまだ草が食べられなくておっぱいを飲んでいる仔牛も母牛にくっついていました。かわいいなーとは思ったのですが、カミさんに、「あれってステーキにするとヴィールステーキって言うんだよね。」と話した時の呆れ顔は、今でも忘れられません。ありゃー失敗だったなー(^^;
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