シーズン2の前半は登場人物の内面を描くことに重点が置かれていた。
そのせいで物語のリアリティは向上したのだが面白みは萎縮してしまった。
内輪もめが多くなると見る側もフラストレーションがたまる。
これではいかんとばかりに製作サイドからテコ入れがあったのだろう。
シーズン2のなかばから流れが一変する。
ウソだろというくらいに思い切った荒療治にでる。
少々人間描写に矛盾が生じようともお構いなし。
それによって面白さは格段に向上しつつある。
行き詰まり打開の一か八かの大勝負。
これまで抑圧されていたエネルギーが一気に爆発する。
★★★☆