『バイオレンス・レイク』
本編の前に新作紹介が流れる。
どれもこれも低予算のカスのようなB級映画。
見ていて寒くなった。
いまから見る映画もこれらと同列の映画と思うと興ざめしてしまう。
どうか例外的にB級の掘り出し物でありますように、と願う。
本編スタート。
主人公の相方の男性、どこかで見たことある顔。
そう、Xメンの若きマグニートを演じた人ではないか。
彼が出ていればそうそうお粗末な映画ではなかろう。
結果。
サスペンスの技法がきわめて巧み。
恐怖の煽り方が尋常ではない。
リアルな怖さに、身を削られるような緊張感。
かなりの高得点と思いきや、ラストがいただけない。
そっ、そりゃないよ、という終わりかた。
★★★と★★★☆の間。
このまま寝るのは後味わるいのでもう一本見ることにした。
『テイキング・ライブス』これまたサスペンスもの。
出演者が豪華。
アンジェリーナ・ジョリーにイーサン・ホークにキーファー・サザーランド。
贅沢三昧のサスペンス映画。
当然ストーリーもそれなりに凝った作りになっている。
しかし、ミステリーとしての意外性は乏しい。
最後のトリックも読み筋通り。
なによりげせないのは、FBI凄腕プロファイラーのアンジーの無能さ。
あんたの目は節穴かぁー。
★★★