月曜から日曜まで、曜日の喜びを点数にしてみる。
たとえば、サラーリーマンの場合。
月曜1、火曜~木曜2~3、金曜6、土曜10、日曜9ってとこだろうか。
では、自営業者の私の場合、脱サラ直後だと、
月曜6、火曜~木曜7、金曜9、土曜10、日曜10ってな感じだった。
雇われという拘束から解放され、毎日が極楽のような日々だった。
それが脱サラ15年目のいまになると、
月曜4、火曜~木曜5、金曜6、土曜8、日曜7になった。
平日と休みの境がだんだんと曖昧になってきた。
日々の喜怒哀楽がフラットになりつつある。
月曜の苦痛は激減したけど、休みの喜びを満喫できなくなった。
休みの日がかけがえのないものではなくなりつつある。
この損失は大きい。
やがては月曜~日曜までオール6って日が来るかもしれない。
精神衛生上、人生にはメリハリが不可欠だと思う。
日々の感覚が平坦になることは精神の崩壊を意味する。
私の性格上、植物のような抑揚のない人間にはなれない。
では、またサラーリーマンに戻る?
いや、いや、いや、それは絶対無理。
もう井戸の外にはでられない。
まっとうな社会人に戻るなんて到底できっこない。
このままじっと古井戸の中でくすぶり続ける方がまだましだ。