絶妙手、6六銀打。
解説の浦野八段は思わず「神の手」といった。
こんな手が存在するとは~
羽生マジックいまだ健在である。
私が将棋を指していた頃によく見かけた将棋。
古い戦型だけに羽生ちゃんの方が指し慣れていそう。
その後指し手は進み、現在羽生ちゃんがやや優勢の模様。
今日も羽生ちゃんが伸び伸びと指している感がある。
よほど調子が良いのだろう。
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その後、羽生二冠が勝勢になり、それを渡辺竜王が逆転し、
渡辺竜王があと数手で勝ちの場面で、羽生二冠があっと驚く妙手を指し、
詰めろ逃れの詰めろになり、やむなく渡辺竜王は唯一の打開策、千日手に持ち込んだ。
いやはやすごい戦いであった。
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指し直し局。
午前二時、羽生二冠が死闘を制する。
王座は俺のタイトルだ、といわんばかりの気迫の勝利。
解説の浦野八段もたいへん面白かった。
12時間も将棋を見続けたのは初めてだ。
それだけ見ごたえのある名局だったといえよう。
やはり横綱対決は面白い。
終局まじかの写真。
立ち合いの大内先生はほとんど寝ていた。
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羽生二冠の勝因。
やはり私が推奨した振り飛車で2局戦ったことだろう。
ぐふっ。