寒い日は思考が凍ってなにも思い浮かばない。
暑い日は思考が溶けてなにも思い浮かばない。
温和な日は思考がゆんでなにも思い浮かばない。
結局そうやっていつも気候のせいにするんだな~
寒い日は思考が凍ってなにも思い浮かばない。
暑い日は思考が溶けてなにも思い浮かばない。
温和な日は思考がゆんでなにも思い浮かばない。
結局そうやっていつも気候のせいにするんだな~
スピルバーグ監督がいた。
スピルバーグ監督と同格の大物監督もいた。
名前は思い出せないが、なぜか私と密な関係のようだ。
二人は私に映画監督の依頼を持ちかけてきた。
製作発表によると数億ドルの超大作SF映画だった。
流れ的にはすでに監督は私で決りになっていた。
困った。
いや~な汗が流れてきた。
映画は好きだが、監督のやり方がわからない。
カット割りなんてできんぞ。
私は不安を知人の大物監督に投げかけた。
「あんたは絵コンテ描いてるの?」
と聞くと、当たり前のように
「描いてる」
と答えて、前作の有名映画の絵コンテを見せてくれた。
黒澤監督ほど上手くはなかったが立派な絵コンテだった。
こんなの描けないよ~
大物監督の絵コンテを見ながら私はいじけてしまった。
もちろん夢の話である。
意味もなく嬉しいときがある。
それとは反対に、
意味もなく滅入るときがある。
経験上、後者の比率が多い。
で、今は?
意味もなくちょっとだけ嬉しい。
風もないのに気持ちがゆれる。
これって、人の特徴?
それとも、私の特徴?
あらら、書いているうちに、また
ニュートラルな自分に戻ってしまった。
学生の頃から図面を描くのは早かった。
今はパソコン(CAD)で描いているが、やはり早い方だと自負している。
ササッと描きあげた図面は、ちょっと時間を置いて依頼者に送ることにしている。
そんなに簡単に描けるのか、と思われたくないからだ。
というより、本当の真意は、請求の際にそんなに簡単に描けるのならもっと安くて
もいいだろうと思われたくないからだ。
先程描きあげた図面も明日の午後にメールで送ろうと思っている。
我ながらなんとも姑息な人間である。
スカパーで正月ぶっ通し『プリズン・ブレイク』が放映されていた。
全部は観きれないので飛ばし飛ばしに観ていた。
疲れた~
シーズン1は確かに秀作であった。
シーズン2も面白くはあったが徐々にあらがではじめてきた。
シーズン3になると面白い以前に、なんだかバカバカしく思えてきた。
シーズン4もそうだが、ここまで敵、味方がころころと立場を変え、寝返っては
くっ付きを繰り返すと、これはもう吉本新喜劇の日替わり興行と同じである。
完全に役者たちが馴れ合いの『プリズン・ブレイク劇団』と化してしまっている。
堂々巡りの果てには、あんたらみんな「逃走依存症」じゃないのと思ってしまう。
無理にシリーズを伸ばそうとした弊害がもろに露呈している。
シーズン2で収束させる筋書きにしていたらさぞかしよかったことだろう。
そもそも逃亡の五年間、坊主頭を貫くプリズン兄弟の意味がわからない~
シーズン1 ★★★★
シーズン2 ★★★☆
シーズン3 あまり観ていないのでパス
シーズン4 ★★
初詣にいった。
おみくじを引いた。
大吉だった。
予想した通りだった。
健康運も金銭運も仕事運も恋愛運もばっちりだった。
今年はなにかいいこと起こりそう。
ニヤリ。