撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京阪 滝井(2021.4.3) 2601F 急行 淀行き

2021年04月04日 10時25分33秒 | 京阪
昨日、京阪 滝井駅で満開の桜が咲く土居駅を通過する2600系の急行を撮りました。
1枚目は後追いで、満開の桜が咲く土居駅を通過する2819の急行 淀行きです。
桜と2600系の組み合わせも、あと何年も撮れる光景でないので、撮ることができて良かったです。



2枚目は順番が逆ですが、滝井駅を通過する2601です。
急行運用なので、特徴ある骸骨式の標識灯は右側のみ点灯しています。
2601は1962年製の2043の旧車体の流用で、1978年に2601として竣工しています。
前半に2600系に改造された車両なので、車掌台側(向かって左側)の窓は原形の二段窓のままです。



3枚目は、土居駅へ向かう2819です。
2819は1962年製の2038の旧車体の流用で、1981年に2819として竣工しています。
後半に2600系に改造された車両なので、車掌台側の窓はHゴム支持1枚固定窓に変更されています。



2600系0番台は、1978~82年に2000系の車体、台車、一部の機器を流用し、複電圧仕様の回生ブレーキ付き制御装置への換装を行い、冷房化されて登場しました。
2600系としての車歴は2000系として一旦廃車後の代替新造なので40年程度ですが、前身の2000系は1959~66に登場しており60年近い車体もあり、その意味では最古参です。

2001年から引退が進んでいますが、0番台は現在でも7両編成×3編成が活躍しています。
13000系の6両編成×6編成が登場して、5000系の3編成、2400系の1編成が引退し、さらに昨日紹介した5551Fも引退が確定しています。
残る1編成の引退は検査切れに近い編成になるのかとも思われますが、2600系も最古参なので今後の動向は気になります。
昨日は5000系を待つ間に運良く2600系の急行運用が通過したので、桜とのセットで記録しておきました。