撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

琴電 琴電琴平(2019.8.11) レトロ特別運転 23+500+120 高松築港行き/1207 高松築港行き 並び

2019年08月18日 14時08分31秒 | 中小私鉄
8/11に、琴電琴平線 琴電琴平駅に停車中のレトロ特別運転と旧京急1200形が並ぶ光景を撮りました。
レトロ特別運転では、琴電琴平駅では折返しのために1時間半弱ほど停車するので、周辺をゆっくり撮ることができます。

1枚目は、琴電琴平駅に停車中の23の高松築港行きです。
23は1925年に近鉄南大阪線の前身の大阪鉄道デロ20形として登場し、近鉄モ5620形に改番後、1962年に琴電に譲渡されています。
近鉄時代は前面5枚窓の丸妻でしたが、琴電への譲渡時に3枚窓の平妻の貫通形に改造され、琴電オリジナルの1000、3000、5000形に似た表情となっています。
残念ながら動態保存中のレトロ車両の中でも最も早く、2020年のゴールデンウイークの引退イベント後に引退することが発表されています。



2枚目は、同じく琴平駅に停車中の高松築港寄りの120です。
120は1926年に琴平電鉄開業にあたり琴平線に登場し、志度線、長尾線でも活躍後、動態保存車として保存されています。
2021年のゴールデンウイークの引退イベント後に引退することが発表されています。
バックには金倉川を渡る金刀比羅宮参道の大宮橋の手前にある大鳥居が入る、自分の好きな光景です。



3枚目は、手前の自転車置場がゴチャゴチャしてますが、高灯篭をバックにした120です。
1865年(慶応元年)に完成した、高さ27mの日本一高い灯籠で、国の重要有形民俗文化財に指定されているそうです。



4枚目は、右側の先発 高松築港行きとなる1207と並ぶ、左側の23です。
琴電琴平駅に停車中は撮影者がひっきり無しに来るのですが、たまたま、撮影者が居ないタイミングで撮ることができました。
琴電琴平駅の駅名標も入れて記録することができました。



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