今週末のLondonは、冬の到来を予感させる、雨と風の予報である。昼ごろまでは晴れ間も覗いていたが、夕方から明日は確実に雨だろう。
ということで、土曜日のうちにWilliam Curleyに。今日はついにチョコレートの生ケーキに挑戦。
おお、Hidemi Suginoのアンブロワジーすら思い起こさせる「照り」である。写真を撮るにあたって自分の顔が映らないようにするのが一苦労であった。
中は、生のオレンジ果肉、生クリーム、ミルクチョコレートクリーム、パフ、と少し軽めの構成。半分しか食べられないかも、と思っていたのに、全くの杞憂であった。
個人的には「生のオレンジ果肉」はケーキを薄くする気もするが、食後にいただくには丁度良いか(今回の私のように)。William Curleyは他のケーキもフルーツの比率が(私には)多すぎる気もするけれど、私の知っている英国のケーキ屋の中ではトップと言ってよい。(どなたか美味しい英国のケーキ屋を教えてください!←悲鳴)
日本進出を考えているのだろうか?良いパトロンがつけば大丈夫かと思う。ただ、「From Britain (England)」は日本の洋菓子界(知っているわけではないが)では「ブランド(記号)」にはならないと思うし、そのレベルの高さは覚悟してもらいたい(と偉そうに。William氏の奥方は日本人であり、その辺りは充分ご存知と思う)。