バルセロナのミシュラン一つ星レストラン、El Racó d'en Freixa。
まずはおつまみをいただきながら、メニューを選ぶ。
アルコールが飲めたら、かなり楽しかろう。下の一番左は、外がチョコレート、中はフォアグラ。かなり美味しい。
このお店で一番感動した自家製パン。塩味クロワッサン(バターがかなりタップリ織り込まれていて私好み)、ミニバゲット、ブリオッシュ、止められない止まらない。
バターもオリーブオイルも惜しげなく。オリーブオイルはスペイン産?と尋ねたら、すかさず「カタルーニャ産」との答え。
後から会った母からの受け売りだが、オリーブの生産量はスペインが圧倒的とのこと。ところが、なぜかイタリアの方がブランド力があるため、収穫の後イタリアに送られ、イタリア産オリーブオイルに化けるらしい。
アミューズブーシュ。鶉の卵、イクラ、海草、日本人にはかなりなじみの味である。
トリュフ尽くしのメニューから。サプライズトリュフ。何かサプライズかというと、
細かく刻まれたトリュフがまぶされていたのは、フォアグラであった。ちょっと桃太郎のおじいさん、おばあさん気分。これが不味いはずがない。また、付け合せのペースト状のものはスパイスとのことであったが、食感としてはかぼちゃのピューレのようで、味つけにはグランマニエかコアントローのようなものが使われていたように思われた。
メインはウサギ。赤ワインソースは文句無く美味しいが、中の丸のままの黒トリュフは流石にやりすぎでは?付け合せは栗のミルク煮。もう一工夫欲しい。
これはプレデセール。
ミルフィユとチョコレートアイスクリーム。ジェラートとアイスクリームの間くらいの、すっきりとした味。ミルフィユはクリームがもう少し少なくても。。。味は美味しいけれど。
まだまだ出てくる。
コーヒーのための飾り皿。
エスプレッソで締める。しめて、115ユーロくらいだったか。メインがもう少し美味しかったらよかったけれど、自家製パンは特筆に価する。バルセロナにはまだまだ沢山ミシュランの星付きレストランがある。エルブリの予約は取れないにしても、次はどこにしよう?