ドイツに住んでいる友人がLondonを訪ねてくれた。グルメであるこの友人とChez Bruceという新英国料理/フランス料理(ガイドブックによって説明が違う)のお店を訪問した。
前菜はちょっと重いけれどウサギを注文。やっぱりジビエの季節よね、ということで。なぜか英国料理は垢抜けないが、美味しい。日本の家庭料理に通じるものがある。なぜかというと、かなり甘しょっぱい味付けになっているからだ。ウサギの肉のほかには、キノコ、栗のような木の実、ニョッキにパン粉とチーズがまぶしてあって、家で食べるちょっと豪華な「秋グラタン」といったところ。
メインは、友人は羊を、私はSea Bassを注文。こちらは、バターのシンプルな味付け。魚の下にほうれん草がひいてあり、その他の付け合せはマッシュポテト(天敵!)にズッキーニとトマトが焼いてあるのみ。前菜が重かったので丁度良いか。友人の羊もなかなか美味しそうだった。ただ、前日、午前3時までしゃべった上に、朝も友人のお土産のIrish breadを欲張ったために、Sea Bassは半分でgive up。
デザートはオレンジとコアントローのパンナコッタ。上にチョコレートサブレのチュイルが乗って、「Good presentation!」。なかなか濃厚だったにもかかわらず、やはりデザートは別腹、あっという間にお腹の中に納まってしまった。
ワインは、Nuit-St-Georgeの01年。一瞬だけ花開いたけれど、やはりブルゴーニュは難しい。友人曰く、01年の限界、とか。
以上2人で120ポンド弱。日本円にするとひどく高いが、1ポンド100円価値説を唱える私の感覚としては、そんなものかな、というところ。日本のランチワイン込み一人6000円のお店と同等でしょう。レストランは、8割強の席が埋まっていて、食に対する関心の高さが伺われた。ちなみに、ゴードンラムゼイの予約も試みたけれど、すでに満席だった。土曜日のランチは半年くらい前に予約しないと、といわれた。本当、どこの国も変わらない。。。