Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

今週のLa Fromagerie

2009-02-14 16:37:11 | ロンドン

さて、週末。美味しいものの買出しにいざ出陣。今週、La Fromagerieからはこの2品(撮影は、Dijon出身のご主人に許可をいただいきました)を購入。

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スペインのシェーブル、Madurat Bauma。今日あるシェーブルの中で最も「強い」味わい、とのことだったが、試食させていただいたところ、カビからくる味の後に、甘みが感じられ、購入を決定。

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そして、美味しいものは決して見逃さないこの目が、チーズルームに入ったときから気になっていたのがこのチーズ。シェーブルを賞味した後だったので、ご主人は「味が分からないよ」と言う。で、名前は?と聞くと、

Mont d'Or。

というので、

J'aime pas。

と答えると、「何を言いよる」と味見をさせてくださった。

ご免なさい、私が悪うございました。

だって、、、美味しい!!

Mont d'Orってこんなに熟成して美味しくなるものだったの?いつもMont d'Orにはどこと無く牛乳臭さがあって好きになれなかったのに、完全に別物に変化している。このMont d'Orはhand madeで、10月から3月までのもの、とのこと(工場で作られるMont d'Orは通年である)。

Vacherin du Mont d'Or. France, Hout-Boubs

いやいや、名前だけで好き嫌いをしてはいけないようだ。さて、来週はどれにしよう。Dijonのおじさんに、また教えてもらおう。


アイシングケーキ

2009-02-11 17:58:37 | イギリス

同僚が彼女の結婚披露パーティ(スコットランドにて開催)で振舞われたアイシングケーキを持ってきてくれた。

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アイシングも、色毎に味が違う。バラの花びらは、コーンスターチが入っているのか、食感も柔らかい。

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アザミの花、らしい(写真を撮る向きが逆!)。同僚の一人が、「ああ、EnglandとScotlandの象徴ね」らしきことを言うのを聞いて、理解した。

それまでは、単純に綺麗な模様ね、ぐらいに思っていたのだけれど、結婚式のセレモニーともなれば、それなりに意味があるのね。そういうことを重んじるところは、日本も、イギリスも同じなのだわ。


La petite maison

2009-02-10 00:13:00 | レストラン

この週末、クラリッジスホテルの近くを歩いていて、とても美味しそうな香りと、活気ある厨房に心を奪われたLa petite maisonを訪れる機会に早速恵まれた。

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前菜のマグロのカルパッチョ。これはなかなか期待の持てる味。

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アーティチョークのサラダ。トマトが美味しい。

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メインから。鯛。ハーブのとても良い香りがした。しかし、これが一人分とは。。。!

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豚。皮がぱりっと焼けて、とても美味しそう。ロオジエの料理を思い出す。ダイエット中で無ければ、間違いなく一口おねだりしていただろうに!!

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ラム。これも日本だったら、せいぜい2本。量が違う。

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ドーバーソールをマスタードソースで。表面がこれもカリッと焼けて香ばしく、お箸(いえ、ナイフとフォーク)が止まらない。先日の英国料理店でのドーバーソールとは似ても似つかない味。ロンドンにも全うな味のお店があるのだ、よかった。

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デザートから。オレンジゼリーにヨーグルトアイスクリーム。

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ホットチョコレートムースとピスタチオアイスクリーム。ちょっとお台場のフジテレビ社屋を思い出すプレゼンテーション?

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極めつけはこれ。2人分はゆうにあるクレームブリュレ。下にバニラビーンズがたっぷり。クリームはとても滑らかだが、とにかく脂肪分が高いクリームで、少し脂肪の膜が舌に感じられる気がする。カロリーについては考えたくない。

ロンドンにも美味しいお店はあるのだ。雨のそぼ降る月曜日の夜というのに、気がつくと満席。2クール目の人々までやって来る。La petite maisonはニースにもお店があるとのこと。成程、正統な南仏料理のお店と言ってよいのだろう。

この1食だけで、今日必要なカロリーは超えてしまっているに違いないが、ロンドンでこの味が楽しめるというのは、嬉しい発見だ。何も考えずに寝てしまいたい、幸せな夕食。


シェーブルチーズブランチ

2009-02-08 12:41:08 | ロンドン

昨夜は演奏会で偶然オケの友人に会い、そのご夫妻とsupperなどを頂いてしまったために、アルコールを飲んだわけでもないのに、二日酔いのような感じで、朝寝坊。そのままジムへ行き、お昼前に家に戻る。

そして、ブランチに、昨日La Fromagerieにて購入したシェーブルを頂く。

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まずは、St. Tola Long Mature。なんとアイリッシュのシェーブルである。

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イタリアのフレッシュなシェーブル、Caprini Freschi。

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フレッシュなシェーブルは、まるで濃いヨーグルト。先週Parisで購入した蜂蜜との相性抜群。St. Tolaは、そのサイトではクランベリーソースと相性が良い、とあったが、私はナッツィーな感じを受けた。そのためか、Poilaneのくるみパンとの相性がこれまた抜群(ダイエット中には危険な組み合わせだ)。

個人的には、もう少し深い味のチーズが好きなので、来週またLa Fromagerieに行き、今度はフランス物を試してみようと思う。


ドヴォルザーク『レクイエム』

2009-02-08 02:22:45 | コンサート

次回のオケの演奏会ではドヴォルザークの交響曲8番を演奏することになっている。そこで、ドヴォルザークつながり、ということで、彼の『レクイエム』をロイヤルフェスティバルホールで聴いた。

2009年2月7日。ロイヤルフェスティバルホール。

Dvorak Requiem

Neeme Jarvi: Conductor

Lisa Milne: Soprano

Karen Cargill: Mezzo soprano

Peter Auty: Tenor

Peter Rose: Bass

London Philharmonic Choir

London Philharmonic Orchestra

プログラムには、休憩なし、とあったが演奏会開始前にアナウンスが入り、休憩が入ることに。調律などの理由があったのだろうか。途中で中断され、拍手が入り、流れが途切れてしまったような感じがして、今でも納得が行かないでいる。

ソリストは皆声が良く出ていたけれど、中でもテノールのAutyの声が気に入った。

ドヴォルザークの『レクイエム』、今回初めて聴いた。実は眠くなるのではないかと心配していたが、メロディは分かりやすく、美しく、とても興味深く聴くことができた。ただ、なぜか、なんだかドヴィルザークらしくない、と思った。

さて、次は交響曲第8番。練習しなくちゃ!


アッサムカンパニー@ロンドンの週末

2009-02-08 01:46:04 | ロンドン

頼んでおいた本をとりに三越へ行ったついでに、こんなものを購入。

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アッサムカンパニーのアッサム。Tippy Golden Flowerly Orenge Pekoe。ということで開けてみると、その通り茶葉が大きく、ゴールデンチップが沢山ある。

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早速淹れてみると、色はアッサムの赤めの紅茶色なのだけれど、味はスッキリしている。ストレートでも良いらしいが、ミルクを入れる。なんだか、とても透明度の高いミルクティになった。ほんのりと甘く、アッサムらしい。

三越で買い物をした後は、何時ものcafeでランチ。

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今日はいつもいただく薄いパン生地のサンドイッチが無く、少々厚めのパン。なぜか、ブリーもパルマハムも全て厚め。また、最近はまっているのが、このラテ。ミルクが多めで、砂糖を入れなくてもほのかに甘い。


パリ

2009-02-02 18:34:05 | パリ

晴れ女の本領発揮。今回のパリも、快晴だった。

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ヴァンドーム広場へ向かって。

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4区からシテ島に入る。

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シテ島から左岸方向を見る。

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ノートルダムはバックシャンでもある。

今回、路上生活者の数は明らかに増えていた。道路の汚さは相変わらずで、ロンドンと最下位争い継続中だ。

それでも、初めて訪れた時そのままにナトリウム燈のオレンジ色に染まる夜のパリには抗いがたい美しさがある。オペラバスティーユに向かってタクシーに乗る私の胸は、まるで恋愛感情に苦しむかのように締め付けられていた。


蝶々夫人@パリオペラバスティーユ

2009-02-02 17:59:11 | オペラ

2009年1月31日、2月1日 パリ オペラバスティーユ

Cio-Cio San: Adina Nitescu (2/1), Cheryl Barker (1/31)

Suzuki: Helene Schneiderman (2/1), Cornelia Oncioiu (1/31)

F.B. Pinkerton Carl Tanner (2/1), Massimiliano Pisapia (1/31)

Sharpless: Franc Ferrari (2/1), Michael Druiett (1/31)

一度は観ておこうと思って、オペラバスティーユに出掛けた。1/31と2/1でキャストが違っていたので、2日連続して鑑賞。

日本人としては、どうしても不思議な感覚に襲われてしまう。蝶々さんの奇妙な精神状態は、プッチーニあるいは原作者(ジョン・ルーサー・ロング)の日本理解の問題なのか、蝶々さんの個人的な問題なのか。これを、イコール日本人女性の心性と思われると困る。。。思わず、自分が見られているのではないかと辺りを見回してしまう。

演出を見ていても、西洋人にとっては、どうやっても、日本と中国の違いというのは理解しきれないのだろうかと感じる。これは映画『SAYURI』でも思ったことだけれど。ま、自分自身も「日本文化」とは何か、と問われて答えることはできないが。

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最近は日本物に限らず、こういうミニマリスムな舞台が多い。まるで石庭を見ている感じだ。写真上は、1幕目、下が2幕目、3幕目(続けて上演)。

キャストに関しては、Nitescuはオペラのソプラノらしい声で、声量もあり全体的に良かったが、Barkerは最後のCio-Cio sanの独白がなぜか心に響いた。

Suzukiを演じたSchneidermanはCio-Cio sanに向いているのではないかと思ったが、どうだろう。

Pinkertonは、Tannerが比較的良いか。Sharplessは土曜日のDruiettが出色の出来。会場の反応も良かった。

オペラバスティーユは音響が自慢だそう。今回は2日ともオケが良い音で鳴っていたと思う。

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Laurent Duchene@パリ

2009-02-01 23:35:46 | パティスリー

前回の訪問で、気に入ったLaurent Ducheneを再訪。

今回は、パン、フルーツケーキ、チョコレートケーキ、マロンケーキを購入。チョコレートとマロンケーキは、パリ滞在中にこれまたお腹に収まってしまった。チョコレートケーキは特筆すべき美味しさ。

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長持ちする、という理由でフルーツケーキを購入。今週のおやつ。今から楽しみである。

パンは、ライ麦パンでとても良い香り。意外とやわらかく、サンドイッチ向きか。個人的には、Poilaneなどのもう少し酸味と癖の強いパンが好きだ。

お店にはLaurentさんご本人がいらっしゃって、お話をすることができた。店舗が13区の1店しかないことについて伺うと、やはり目が届かないお菓子作りはしたくない、とのこと。

今回のParis散歩でも、昔は6区にしかなかった某パティスリーをあちらこちらで見つけてびっくりしたところだった。利益を考えたら、沢山作って冷凍して、あちこちの店舗に送ることが良いのだろうけれど、利益の追求と納得できる仕事をすることと、『究極の選択』になるのだろうか。


Patrick Roger@パリ

2009-02-01 23:23:03 | パティスリー

美味しいチョコレートを求めて、再びPatrick Rogerへ。ここのチョコレートは果物とのコンビネーションがすばらしく美味しい。

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というわけで、チョコレートのほかに、フルーツゼリーと、写真のジャム、蜂蜜を購入。あれ、確かダイエット中だったはず。。。?

フルーツゼリーは、ロンドンへ持ち帰るはずが、オペラの幕間にお腹に収まってしまった。