約一月ぶりのお山遊びは、遠く大台方面へ
そして、こちらも久々、五月の“七種山”以来の好人さんにひっつき虫してきました。
朝早く(6時)に好人さんのマンション下で待ち合わせして、上北山の道の駅へ愛車“流星号”を走らせます。
8時過ぎに道の駅に到着して、回送サービスのおじさんを助手席に乗せ、又剣山の登山口へ・・・・
心配していた空模様も、カラッと晴れているわけではないものの”ガスで何も見えない!”みたいな感じではありません。
天気予報も、晴れマークやったしね
ちなみに、回送サービスのおじさん曰く、天気予報が”晴れ”以外の日は、ここは避けた方がええ!っと、言うてはります。
舗装された、落石の多い林道をガシガシ登ります。
おじさんオススメの登山口手前の展望台に立ち寄ります。
大峰の山並みが、少しガスがかかっていますが、はっきりと見えてます。
天候は、少し曇りがちで肌寒く、冬も近いなぁ〜って感じです。
たぶん、午後からはエエ天気で、ガスも取れそうです。
雄大な景色を楽しんだ後、登山口へ・・・・
おじさんから、電話が繋がる尾根やら、何かあれば、早めに電話入れることやら・・・・・・
色々と注意事項をお伺いします。
車を、おじさんに託し、小処温泉へ回送してもらいます。
さて、靴ひもしめなおして、出発です。
この階段が無かったら、登山口やと全く分からん
すでにこの登山口、標高が1,100mを超えています。
30分程で、又剣山山頂です。
”またつるぎやま”と読むそうです。
大峰方面や台高の山並みが一望出来ます。
2019 10 20又剣山
大峰方面
大台方面
大台の滝やら、大蛇嵓が見えてます。
風邪が冷たく、写真撮影の後、先へ進みます。
これから歩く尾根(滝口尾根)です。
なかなか、アップダウンが激しそうです。
いきなりの急降下から・・・
HARDなお仕事明け、おまけにほぼ徹夜状態の好人さん、足取りはしっかりです。
それに比べ・・・・
しっかり睡眠をとっているジイさん、「足元気を付けて」っとお声がかかります。
降りたら、登る。
途中の尾根より
中央右側の大きいほうのとんがりが「行者還」と好人さんに教えてもらう。
その他も教えてもらったが、老人性の物忘れの激しさにより、忘れてしもた
アップ&ダウンの後・・・・
また・・・・細尾根を登り・・・・
丸塚山です。
小休止。
山頂から
行者還や○○○とか▲▲▲とか・・・・(忘れた)などなど大峰の山々が一望できます。
手前の尾根の向こう側を降りたところが、小処温泉かな
またまた、降りたら登る。
それも、結構急なんですわ
登り切ったところが「五兵衛平」
少し平らな山頂広場的な雰囲気でええ感じのところがしばらく続き・・・・・
またまた下ります。
そして、またまた、降りたら登ります。
なかなかええ感じのところです。
振り返れば、又剣山。
反対側は、大峰の山並み
行者還とか・・・・(それしか、分からん)
そして、1320のピークです。
ここから少しコースから外れ、大台の大蛇嵓を一望出来るポイント(展望台)迄移動します。
切り立った崖の上の展望台、目の前に大台ヶ原からは見ることのできない、絶景が広がります。
大蛇嵓
中の滝やらなんとか滝やら
展望台からのあまりの絶景に見惚れる好人さん。
さて、ここでランチタイムにします。
好人さんとは、約半年ぶりの山登りです。
前回の七種山も確か雨で一度延期となったのですが、今回も同様本来9月の初めの予定でした。
また、えのさんも同行予定だったのですが、ファミリー・マターで、不参加。
実現すれば、数年前の”皆子山”以来だったんで、残念です。
機会があれば、またご一緒したいものです。
絶景を見ながらのランチタイムも終え、重い腰をゆっくりと・・・・・・
一度、1320ピークまで戻り、尾根を伝って笙ノ峰を目指します。
とりあえず、また下ります。
途中、一般的な?地図上の破線ルートを外れ、笙ノ峰へは、尾根を辿って行きます。
回送のおじさんも、この辺りはめちゃくちゃ迷いやすいので気を付けるようにおっしゃってました。
下山後聞いたところによると、何年か前にガイドさんが遭難され、今も発見されていないようです。
もちろん、道標などありませんし、踏み跡もほぼありません。
ルーファイは、もちろん好人さんにお任せで、超楽ちんの絶景を眺めながらの尾根歩きです。
好人さんいつもありがとうございます。
ええ感じの尾根歩きです。
ちょっと、○○○休憩する好人さん。
今年は、紅葉にはまだ少し早いということでしたが、ホンマにええ雰囲気です。
左側には又剣山から歩いてきた尾根が見えます。
天気もそこそこ回復して、登り始めの肌寒さが懐かしく思われるぐらい、汗ばんでます。
青い空に飛行機雲、癒される尾根歩きが・・・・・・・
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうがあの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇って行く
何もおそれない そして舞い上がる
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
ついつい荒井由実のこの曲を口ずさんでしまうのはジーさん達の年代だけか
そうそう、この婆-さん、ジジイと生年月日が3日違いなんです。
でも、全然関係おまへんが・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゆったりとした尾根歩きの後、”笙ノ峰”に到着です。
木々に囲まれた山頂です。
ここからもほぼ無理やり?尾根を下り、メイン?ルート(破線)に復帰です。
もっとはっきりした登山道かと思ったのですが、獣道に毛が生えたようなもんです。
しかし、ルートはハッキリしています。
しばらくは、山の横っ腹を、進む、水平道のようなところを歩きます。
小枝が散乱して、ジーさんひっかけたりつまずいたり、結構歩きにくい。
年寄は、かなわんわ
対照的に、さくさく歩く好人さん。
飽きるほど同じようなトレイルを歩いた後、林道終点に到着します。
小処まで、まだ90分も・・・・・
超クネクネした林道を跨ぐようにクロスしながら、登山道は、急降下
このころ、すでに膝に痛みが出始めて・・・・・
なんてことはないおもろい木です。
どんどこどんどこ膝の痛みが増してきて・・・・・・・・
撮影を理由に立ち止まります。
好人さんは、相変わらず、サクサク降りて行くがな~
この後、膝の痛みとの戦いが始まります。
とてもやないけど、写真なんか撮ってる余裕なんぞありまへん
膝をかばい、太腿がパンパンになって、筋肉に余裕も糞もなくなり、ますます、膝に負担がかかり・・・・・・
途中、見かねた好人さんが休憩を取ってくれますが、直後はええねんけど、5m程歩けば元通りの痛みが・・・・・・
情けないことです
いつまで続くこの下り・・・・・・
っと、心の中では弱音を吐きながら・・・・
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最後の10数メートルの下りもほとんど倒れそうになりながら・・・・・・
そして、
「小処温泉」とうちゃこ~
ようやく、下りも終わり、膝の痛みから開放
ふと、ストックを見ると、ナメクジのような尺取虫のような・・・・・
ヒ、ヒ、ヒルやんか~
大慌てで、払落し、つぶしてやりました
そして、好人さんと互いにヒルチェック
幸いこの1匹だけだったようで、一安心。
たぶん、温泉近くの足元がぬかるんだところで、くっついたんでしょう。
けど、もう10月も20日なんでっけどねぇ・・・・・・
まぁ~しかし、きつ~い下りやったなぁ~
完全に、膝OUTやったからなぁ〜
というわけで、温泉のフロントへキー取りに行ったら、回送のおじさん座っとるがな
ヒルの話したら、
「おるよ❗️」
熊もおるん❓と聞いたら、
「おるよ‼️」
「時々、ここへも出てくる・・・・」
まぁ、当たり前といや当たり前なんやけど、先に言うといてくれる
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というわけで(❓)
小処温泉♨️で、汗を流して、体も心もサッパリして、帰路につきます。
そして、途中
隠れた”メインイベント”
食べたかった「焼肉定食」
車の運転もあるので、飲みたい気持ちをグッと堪えて、久々に白ごはんです。
いゃ〜美味い
白ごはんもたまにはええもんです
日の暮れるのも早くなったもんで、焼肉屋を出たらもう真っ暗になってました。
さて、一路大阪へ、今度は睡魔との戦いです。
まぁ、何度かは、寝てたかもですが、何度か”ピピピ”っというアイサイトの警報音にハッとさせられたり、ラッキーが重なってか、無事好人さんを送り届けることができました。
自宅マンションに到着すると、ラグビー前半終了で僅差で負けてまんがな
眠気を振り払いながら、後半が始まり、南アフリカにねじ伏せられるのを確認して、寝床へ・・・・・・
あくる日は、朝から太ももパンパンです。
こんなひどい筋肉痛、遠い昔の高校1年生の夏合宿、2日目の朝以来です。
敏捷性=全くなしの状態でゆっくり仕事場へ・・・・
約4日間筋肉痛に悩まされました。
でも、山は楽しいねぇ~
今回は、ルート決定やら、回送サービスの事やら、何からないまで好人さんにお世話になりました。
毎度のことながら、ホンマにありがとうございました。
足手まといのジジイでしたが、これに懲りず、またいろんなとこ、連れてってください。
よろしくお願いします。
また、このブログより、もっとまとまったブログを好人さんが、とうにアップしてくれてはります。
そっちのブログの方が、いろんな意味で正確かと思います。
ヤマレコ