八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今日、8月7日、暦の上では立秋です。暑さは相変わらずですが、気持ち、湿気が少なくなったように感じます。
先日、お寺の若住職さんがご来店になり、「ご朱印帳に捺すので、盤面の内側寸法、12センチくらいの朱肉が必要なのですが。」というご注文をいただきました。
店頭の陳列棚にあるのは、シャチハタ社朱肉で、円形の内寸、直径9センチが最高でした。一般事務用では、この寸法は大き過ぎて購入なさるお客様はまずありません。時おり、お寺さんの方が買って行かれるくらいです。
今回はさらに大きい寸法のご依頼だったので、別の問屋のカタログを調べていたら、「寺院用朱肉セット」という商品が見つかりました。盤面は円形でなく長方形です。これならば、正方形の角印が多い寺院の使用に、ぴったりでした。
早速、この問屋に電話で問い合わせたら、在庫になく取り寄せになりました。朱肉に大小の規格があり、大は内寸、28センチ×20センチ、小は内寸、17センチ×11.5センチです。お客様にカタログのコピーをFAXで送り、ご希望を伺いました。
商品によって、使用する場所が違えば随分と寸法の違いがあるものだと、感じました。既製の印鑑しか捺さなければ、内寸で22ミリくらいの朱肉で十分に間に合います。
▲サンビー社のカタログに寺院用の朱肉セットが出ていました。
朱の油、ヘラ付きのセットもありますが、朱肉の単品を
まず買っておいて、1年後に朱の油(追加用)だけを買う
ことも可能です。
スポンジ朱肉、単品の大 40215円
スポンジ朱肉、単品の小 10920円
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