八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
一昨日の日曜日、ひとりでぶらり、上野の東京都美術館に出掛けました。『第38回 現代童画展』を鑑賞に行きました。家を出たのが午後の3時過ぎ、美術館に着いたのは4時半近くになりました。小雨模様の中、帰っていく人も多い中、展示室に向かいました。応募総点数645点のうち、525点が展示されていました。
女子美術大学に通う長女(4年生)の友人が、この童画展に作品を2点、出していて落款印が捺されています。以前に私に落款印の制作の依頼があり、長女の友人からチケットをいただいていました。大きな作品の左下に落款印があるのを発見しました。金粉を使っていました。注文を受けた時は、印稿(仕上がりのラフデザイン)を2種くらい起こして選んでいただいたような記憶があります。
丁子(ちょうじ)さん(長女の友人)の作品は2作品とも素晴らしいものでした。作品は、現代童画会賞の受賞でした。作品に比べて、完成時に捺される落款印が見劣りはしないかな?などと思いながら写真を取らせていただきました。
童画・・・『私達は童画を純粋な心の表現と考えます』と現代童画会のホームページには出ています。童(わらべ)を対象にした絵画ではありません。「ナイーブアート」と英訳されています。
現代童画会http://www.gendoh.jp/html/03exhibition/index3.html
▲丁子(ちょうじ)さんの作品です。
右の作品の題は『ツナイデイタノニ』、
左の作品の題は『こころ』です。
▲作品の左下に捺された落款印、篆書で右から左に
『紅子』と彫ってあります。
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