印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

印鑑の印影鑑定

2010年02月26日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

今週は、月曜から木曜まで「印影の鑑定」にかなりの時間を費やしました。
昨年のブログにも書きましたが、市ヶ谷にある法律事務所の弁護士の先生から、印鑑の印影鑑定を依頼されて、その仕事をしていました。

2種の印影を比較して、同じか、違っているかを鑑定するものです。裁判に絡んで、印影の鑑定が重要になったようです。若手で東京大学卒の弁護士の先生が、八王子の当店までお見えになりました。書類は33枚にも及びました。1枚の書類に対象となる印影は1つしか押捺されていませんが、鑑定の対象には33の印影がありました。その中で32印影は、同じ印影、1つだけが違う印影、種類としては2種類という判断をしました。

違う印影の2種の比較で、相違点を列挙していきますが、原寸印影を400%拡大します。すると、素人の方には原寸では分かりづらい相違点も、安易に分かるようになります。具体的に8つの相違点を書き出して、論述しました。

閉店後の時間帯にかなりの時間を使いましたが、私なりに勉強、自己研鑽ができました。


▲朝の運動途中で発見した日の出の風景。お日様は見えにくいが、
右手のビルの一番奥から真っ赤な太陽が昇り始めていた。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂、gooのトップページhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo


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