こんにちは、raziです
今回は、1月16日に開催された、第二回1/32ツーリングカーレースの優勝車両について、前編、後編の2回に分けて書いていきます。
前回の優勝車両の記事より詳細に書いていきます。
まずは全体の画像から。
ボディはSCX製セアトレオンWTCCです。ボディの外観や内装の上面は規定に基づき変更していませんが、リヤスポイラーはクラッシュ対策でスポンジゴムでマウントしています。
ホイールキャップはSCXのホイールから削りだして作りました。
次に裏面の画像です。
ボディ前端および後端の部品はSCXのシャーシから切り出して取り付けています。規定上は取り付けなくてよいのですが、格好重視で取り付けています。
ライトユニットとボディ内側の出っ張り(シャーシ固定用のポスト等)は、規定に基づき削除しています。
マグネットはモーターとリヤアクスルの間、モーター直後の位置に薄手の両面テープおよび瞬間接着剤で貼り付けています。
また、シャーシ下面からマグネットの部分にはテフロンテープを貼って、万が一のマグネット脱落防止(何処かにマグネットが貼りついてなくならないように)や、マグネットが路面と接触した際の摩擦抵抗を減らすようにしています。
使用しているマグネットは、規定に基づきシグマホビー製の角マグネットです。
ボディーとシャーシ(EZ32ベース)の取り付けは、1.2mmのFRP判から切り出した自作サブフレームおよびPLAFIT3の部品を加工して作ったマウントプレートを使用しています。
自作サブフレームとシャーシの取り付けは、フロントプレートとセンターブロックを固定する2本のネジを利用しています。
当初は、さらにフロントプレートとフロントアクスルホルダを止めるネジ穴も使用して4点で固定していましたが、2点止めにしてサブフレームのしなりを大きくした方が走行した感じが良かったです。
FRP製サブフレームは低重心化と強度アップを得る為に作りました。
ノーマルのマウントプレートはアルミ合金製で高い位置にあり、またマウントプレートとシャーシを取り付けるハイトアジャスタの強度にも不安があるからです。
ボディをシャーシから外す際は、ボディ両サイド側にある4本のネジを外します。このあたりは自作ならでは?ですね。
フロントアクスルホルダ前側の下面にナットが見えていますが、これはクラッシュや組み立て時に、ホイールベースが変わらないようにする為とウエイトとして取り付けています。
さらに重量配分の適正化と低重心化の為に鉛シートを少量貼り付けています。
また、センターブッシュを固定するネジが無いことに気がつくと思いますが、この点については後編で書きます。
次はボディ裏面の画像です。
内装下面の出っ張りおよび銅板は規定に基づき削除しています。
両サイドの銀色の部品は、PLAFIT3のオプション部品である「エクステンションプレート」を加工して作ったマウントプレートです。
マウントプレートとボディは、スポンジゴムとゴム系接着剤を使用して取り付けています。
また、下の方にスポンジゴムが内装裏面に着いているのが見えますが、これはボディが必要以上に沈み込まないようにする為のストッパーです。
このスポンジゴムがモーター上面に当たる事でボディの動作量を規制しています。
シャーシ上面からの画像です。
メインプレートは1.2mmのFRP板から切り出した自作です。
ノーマルはメインプレートを2枚重ねて使用しますがこれは一枚です。
基本的にはノーマルと同じ格好ですが、マグネット位置をモーター直後に移動しているので、この部分はカットしています。
FRP化により適切な剛性の獲得と軽量化に貢献しています。
今回の記事はこれで終わります。
次回はこの続き(後編)を書きます。
ではまた。