raziの釣りとスロットカーのブログ

中年オヤジの趣味である釣りとスロットカー等のブログです。

第1回Beaver ZinkRacing Rally Slot in Oily Boy'参戦記

2010-01-28 02:17:29 | スロットカー

こんばんは、raziです

 今回は、1月23日(土)に開催された、ZinkRacingServiceさん主催の「Beaver ZinkRacing Rally Slot in Oily Boy'」に参加したときの模様を書きます。

 このイベントは、ZinkRacingServiceさんが用意した、スケレとニンコの「ホームラリーアタック」用トラックと、開催場所の「オイリーボーイ」さんのウッドトラックを使用したタイムアタック(SS)で、全SSの合計タイムで順位を競います。

 私はAVANTSLOTのプジョー207を2台使用してSNとNの2クラスにエントリーしました。

 エントリーフィーは2クラス分かかりますが、走行量が多い方がプラスになると判断して2クラス参加としました。

 ただし、同じクラスに同一の選手が2台持ち込みダブルエントリーする事は禁止されています。

 イベント前々日に開封したプジョー207(IRC2009総合優勝車カラー)が、1台目に購入したものと仕様が違っていたこともあり、この仕様でも走行したいと思ったので、そちらのリヤタイヤを変更(リヤタイヤがボディからはみ出していたのでリヤアクスルも変更)したNクラスとのダブルエントリーをイベント前日に決めて、Nクラス車両はイベント前日にシェイクダウンしました。

 イベント当日の私は日勤勤務だったので、オイリーボーイさんに着いたのは19時を過ぎていてレッキ(練習走行)の時間が限られ、またスケレとニンコの逆周りは練習出来なかったです

 この逆周りは主催者のZink工藤さんも当日まで走った事が無いとの事で、どのような展開になるか予想できません

 Nクラスの車両はスケレとニンコの順周りも走行した事がなかったので、当日のレッキはこちらを中心に走行しましたが、交換したリヤタイヤ(シグマホビー製20度)のグリップが強くアンダーステアで、またモーターがパワフルでアングルワインダー仕様で、加速時のトラクションが強烈でストレートで全開すると、計測用センサー取り付けの都合で若干馬の背になっているストレートで飛びました

 また、開催場所に向かう電車の中で缶酎ハイを呑んだのもドライビングに影響していたようです・・・ダメな私ですね

 他の方が走行しているのも見ていないので、逆周りのSSの時に一番スタートにはなりたくないなと思いました。

 車検後保管中の参加車両の画像です。

2010_01_28_1

 最前列がSNクラス、2列目がNクラス、3列目がOPクラスです。

 最前列の左から2番目と2列目の一番左が、私が使用したプジョー207です。

 そうこうしているうちにラリーが始まります。

 SS1(スケレの順周り)の走行順は主催者がエントリーカードを無作為に引いて走行順を決定します。

 私は幸いに中盤からで、しかも本命ではないNクラスが先の走行となってラッキーでした。

 で、Nクラスのスタートです。1回コースアウトしてしまい20.480秒で6位。

 SNクラスは無難に走ってコースアウト無し、18.957秒で3位。

 記念すべきSS1の1位はarumuさん(Nクラス)で17.649秒です。

 2位はYAGIさん(OPクラス)で18.235秒です。

 次のSS2はニンコトラックの逆周りです。私は1番スタートでなかったので安心しました。

 このSS2で私はSNクラスから先に走ります。SS2以降はその前のSSでトップの車両から走っていきます。

 初走行となる逆まわりで控えめに走りコースアウト無し、18.586秒で2位。

 この結果には素直に喜びます

 Nクラスはホームストレートで全開に出来ない状態や、アンダーステアが強い状況で慎重に走らないとならず、こちらもコースアウト無しでしたが、19.381秒で6位。

 しかし計測終了後 のストレートエンドでコースアウトし場外へ落下

 これでタイヤにゴミが大量についてしまい、SS3、SS4とサービス無しで走らないといけないので厳しい状況になりました。

 SS2の1位はZink工藤さん(OPクラス)で18.293秒です。

 では、その走りを動画でどうぞ。

 自動再生しない設定になっています。音声が出ます、ご注意下さい。

<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/0ece336600069b41de8cf742106529d8" ></script><noscript>2010_01_28_2
Powered by FlipClip</noscript>
[スロットカー]
2010_01_28_2
by ラジ

 3位はZink工藤さん(Nクラス)で18.692秒です。

 SS1の1位arumuさん(Nクラス)は19.027秒で4位、ここまでで総合1位です。

 SS3は、オイリーボーイさん常設トラックの1レーンの使用した1周(スタンディングスタート)のスーパーSSです。SS3からSS6まではこの方法で、1、3レーンと走り、サービスをはさんで4、2レーンと走ります。

 SS3はSNクラスから走行でした。今一歩ちゃんと走れなかったですが、6.667秒で2位。

 NクラスはSS2のコースアウトの影響が出て、6.990秒で5位。

 SS3の1位はZink工藤さん(Nクラス)で6.624秒です。

 SS3の3位はarumuさん(Nクラス)で6.743秒、総合1位をキープしています。

 この時点で私(SNクラス)は総合2位で、1位との差は約0.8秒

 うーん、なんて楽しい競技なんでしょう

 SS4は、SNクラスが6.277秒で2位、Nクラスが6.141秒で1位と、初めてSSトップになりました

 SS4の3位はオイリーボーイさん(SNクラス、サーキットオーナーです)で6.395秒です。

 サーキットオーナーの本領発揮ですね。

 これまで総合1位のarumuさん(Nクラス)はコースアウトでタイムロスし14.230秒で、この時点で私(SNクラス)が総合1位になりました

 サービス(15分)をはさみSS5が始まりました。

 1番スタートの私(Nクラス)は路面掃除係となり、6.260秒で4位。

 私(SNクラス)はスーパーSS初の5秒台となる、5.991秒で1位。

 SS5の2位はarumuさん(Nクラス)で6.004秒です。

 SS5の3位はZink工藤さん(Nクラス)で6.196秒です。

 SS6はウッドトラック最後の2レーンです。

 1番スタートの私(SNクラス)でしたが、6.118秒で連続1位

 私(Nクラス)は、6.363秒で3位。

 SS6の2位はオイリーボーイさん(SNクラス)で6.277秒です。

 ここまでウッドトラックのスーパーSSでしたが、前日の練習ではSN、Nクラスともに6秒を切るタイムを出していました。

 しかし、当日は路面コンディションやタイヤの状態、周りのタイムとの比較を考えたりして、ギリギリまで攻めることが出来なくなる事を学びました。次回以降はこの点を踏まえ、タイムアップできる方法を考えたいと思いました。

 SS7はスケレトラックの逆周りです。

 あ、しまった、逆周りで1番スタートだと思ったのは、後の祭りです

 しかも総合1位のSNクラスからです。

 1番スタートで、他の方が走っているのも見ていない、2位とは約7秒の差があるので、慎重に走りましたが、遅すぎてしまいクロッシングのところでスタック。押してもらい走行を再開しましたが、2~4秒程度のロスで24.756秒、12位(のべ15台参加中)。

 私(Nクラス)も慎重に走行しコースアウト無しで、21.492秒で4位。

 SS7の1位はYAGIさん(Nクラス)で18.712秒とブッチギリです。

 SS7の2位もYAGIさん(OPクラス)で20.202秒です。

 SS7の3位はYoshiさん(SNクラス)で20.901秒です。

 YoshiさんはSS3でフライングしてしまい、30秒のペナルティを受け結果はクラス5位でしたが、この30秒をマイナスするとクラス2位、総合3位だっだので残念でした。

 最後のSS8になりました。ニンコトラックの順周りです。

 これはZink工藤さんのコースでかなり走行しているので結構楽に走れそうです。

 私(Nクラス)は4秒台前半のラップタイムを記録しますが、ストレートエンドでコースアウト 20.902秒で9位。

 私(SNクラス)は、前のSS7での失態を挽回するべくペースアップし、16.666秒で1位

 SS8の2位はZink工藤さん(SNクラス)で17.665秒です。

 SS8の3位もZink工藤さん(OPクラス)で18.119秒です。

 これですべてのSSが終了し、総合1位は104.018秒で私(SNクラス)です

 総合2位は約4秒遅れで私(Nクラス)とワンツーフィニッシュです

 3位は1位から約10.2秒遅れでarumuさん(Nクラス FLYポルシェ934)です。

 Nクラスのみのエントリーである事、2WDである事を考えると素晴らしい結果だと思います。

 総合4位はYAGIさん(OPクラス RevellクサラWRC04※)で3位との差は0.137秒です。

 ※ シャーシは別の物(旧1/32用PLAFITシャーシベースだったかな?)です。

 総合5位はZink工藤さん(OPクラス Revellベンツ220SE※2)、

 ※2 ノーマルベースシャーシに、かなりの改造をしてあったと思います。 

 総合6位もZink工藤さん(SNクラス SCXスイフトJWRC)と各クラス入り乱れての面白い結果となりました。

 次回は「レーシングパラダイス町田」さんで開催予定との事なので、勤務と重ならなければ参加する方向で考えています。

 最後に、参加された皆様、冠スポンサーのビーバーコーポレーション様、オイリーボーイ様、Zink工藤様、ありがとうございました。お疲れ様でした。

 次回の記事はまだ考えていません

 ではまた。

 

  


1/32ツーリングカーレース結果考察

2010-01-25 08:51:29 | スロットカー

おはようございます、raziです

 今回は、私主催で2回開催した、1/32ツーリングカーレースの結果について見ていきたいと思います。

 2回のレースを合わせて18ヒート(いずれも4レーンのサーキット)を行いました。

 まずはベースシャーシ別のヒートトップ回数です。

 SCXベース      2回

 スーパー32ベース  7回

 EZ32ベース      9回

 と、PLAFITのシャーシが強さを発揮しています。

 次に、製造メーカーは関係なく使用ボディ別のヒートトップ回数です。

 BMW   7回

 セアト    6回

 アウディ  3回

 ボルボ    1回

 ホンダ     1回

 なんか本物のWTCC(ETCC)っぽいですね

 過去2レースのファステストラップ記録車両は、

 第一回  BMW(スーパー32ベース)

 第二回  セアト(EZ32ベース)

 いずれも優勝車両ですが、これも本物っぽいかな。

 ここで、過去の記事と同じになりますが出場車両の画像です。

 第一回

2010_01_25_1

 第二回

2010_01_17_3

 2回のレースで、同一の車両はSCX製ホンダアコードZinkRacingチューンベース(カラーリングは違いますが)のみで、バラエティに富んでます。

 そのアコードですが、第一回がラビットモーター搭載、第二回はポインターモーター搭載なので、実質同じ仕様は重複して出場していない事になりますね。

 私の予想よりSCXベースのシャーシが苦戦している点、第二戦ではEZ32がワンツーフィニッシュしラップタイムも速い点を考慮し、第三戦はではシャーシ毎の重量ハンデを変更しようと考えています。

 EZ32を重くする方向です。

 また、SCX製シャーシへのポインターポーター搭載車が出てきている点から、こちらの重量の変更も考えています。同製のラビットモーター搭載車は変更しない予定です。

 実際の重量をどれ位にするかは、テスト走行を行ってから決めたいと思います。

 今回はこれで終わります。

 次回の記事は、1月23日に開催されたZinkRacingさん主催のラリーイベントに参加した時の事を書こうと思います。

 ではまた。

 


第二回1/32ツーリングカーレース優勝車両(後編)

2010-01-22 00:09:02 | スロットカー

こんばんは、raziです

 今回の記事は第二回1/32ツーリングカーレースの優勝車両の後編です。

 では早速シャーシ(EZ32ベース)前側の画像から。

2010_01_21_5_2

 ガイドはKOFORD製のカットダウングラファイトガイドを、SLOTに入る部分をMRRC製1/32用ガイドと同程度に大きさに切削して使用しています。

 ガイドナットはSLICK7製軽量ドリルドガイドナットを使用しています。

 ブレードはシグマホビー製ソフトブレードを使用しています。

 配線はSLICK7製シルバーガイドクリップと22Gウルトラライトモーターリードを使用しています。

 ガイドホルダ固定用ナットはZinkRacing製M2アルミナイロンロックナットを使用しています。

 アクスルシャフトはSLICK7製中空アクスルシャフトを48mmにカットして使用しています。

 アクスルシャフトスペーサーはSLICK7製3/32アルミスペーサ0.38mm幅を片側5枚使用しています。

 アクスルベアリングはZinkRacing製高精度アクスルベアリング3/32インチをグリス抜きして使用しています。

 タイヤはスロットイット製PT19をホイールに未接着で芯出し程度に研磨し直径18.1mmで使用しています。

 ホイールはスロットイット製PA18-Alsを使用しています。このホイールはリム直径を15mm以上で規定を満たしています。

 フロントアクスルホルダのフロントプレート固定用のスリットを、自作サブフレームを固定するネジ(実際は外しました・・・前編参照願います)が通るように、後方に1.5mm程度伸ばしています。

 なぜガイドにカットダウンを使用したかについてですが、前輪を小径にした状態で、ガイドホルダの位置を上方に変更しないで、前輪の接地圧を確保する為です。

 これにより、

2010_01_21_8

 このように小径の前輪使用時でもブレードと路面(写真はIGOYA Works製カーボンチェックスタンド)の間に隙間を設ける事が出来ます。

 次にシャーシ中央部分の画像です。

2010_01_21_6

 モーターは規定に基づきポインターを使用しています。

 標準のマウントプレートを使用していないので、ハイトアジャスタは外してあります。

 前編で書いた、センターブッシュ固定用のネジを止めていなかった件ですが、これはシャーシがロールする(ねじれる)時の動き出しをよくする為です。

 なぜそうなるかは分かりませんが

 実際に手でシャーシをねじってみると、モーター缶とセンターブッシュの部分が動くより、センターブロックとセンターブッシュの部分が動いた方が僅かに軽く動き、戻るときの残りも少なく感じ、走行した感触もこの方が良いのです。

 もちろん、センターブロックのセンターブッシュが通る穴に注油は必須です。

 ただし、そうするとセンターブッシュは前後方向にも動いてしまいます。

 これを抑えるために、センターブッシュに内径4mmのシムやポリスライダーを、シャーシがたわまない適切な厚さ分通してセンターブロックに取り付けます。

 画像の中央、センターブロックとセンターブッシュの間に見えるグレーや銀色の部品が、そのシムやポリスライダーです。

 シムの量はシャーシやモーターの個体差で微妙に変わり、または適切に調整出来ない可能性もあります。

 これを確実に早く調整したい方は、ZinkRacing製EZ32センターブッシュファインテンショナーを用いるとよいでしょう。

 今度はシャーシ側面の画像です。

2010_01_21_7

 前輪直径が18.1mm、後輪直径が19.95mmですが、極端な前傾になっていない事がわかるかと思います。

 これは、モーターマウントとメインプレートの間に0.6mm、センターブロックとフロントプレートの間の0.5mmのスペーサーを挟んで上方に上げる事で調整しています。

 なぜスペーサーの厚さが違うかですが、ここは最終的には現物合わせになりますが、センターブッシュのモーター缶を受ける穴位置と、モーターマウントのモーター缶を受ける穴位置をあわせる為です。

 このシャーシで言えば、モーターマウント下面を平らにするために紙やすりで磨ってあり、微妙に高さが違ったからだと思います。

 この調整はEZ32ではポイントになります

 アクスル位置を上げるためでなく、シャーシを平らにするためや、適切なロールを得たり、モーター缶への負担を減らす為に、時間をかけて調整してみてください。

 また、モーターマウントにモーターを取り付けた時に、モーターの軸がシャーシに平行になるようにモーターマウントを微調整する事も必要です。

 最後にシャーシ後部の画像です。

2010_01_21_11

 ピニオンギヤはシグマホビー製10枚、クラウンギヤもシグマホビー製で30枚です。

 ギヤ比はこのレースでは1:3.0~1:3.4に指定したので、この中で一番高いギヤ比にしました。

 クラウンギヤのイモネジは、軽量化(といっても0.1gも変わりませんが)の為チタン製に変更しています。

 アクスルシャフトはシグマホビー製45mmを使用しています。

 アクスルベアリングはZinkRacing製高精度アクスルベアリング3/32インチをグリス抜きして使用しています。

 アクスルシャフトスペーサーはSLICK7製3/32アルミスペーサ0.38mm幅を片側3枚使用しています。

 タイヤはシグマホビー製ミディアム(#3344M)をホイールに接着(両側のリムに瞬間接着剤を流す)し、19.95mmに研磨して使用しています。

 規定では同ソフト(#3344S)も使用可能ですが、この時は路面のグリップが高く、安定性とラップタイムの両方でミディアムが良かったのでこちらを選択しました。

 このリヤマグネット仕様(前編参照願います)では、マグネットの高さ調整が殆ど出来ないので、タイヤ直径で微調整する必要があります。

 ホイールはフロントと同様にスロットイット製PA18-Alsを使用しています。

 車検時の車体重量は86.5gでした。

 最後にコントローラーの事を書きます。

 このレースでは、コントローラーはDS製WiTECを使用しました。

 設定は、1/32レース用のE、ブレーキ約90%、トラクションコントロール約80%で、レース中は3.4秒台が出ました。

 同日練習中に3.3秒台を出した時は、1/32レース用のFで、トラクションコントロールを70~80%の間くらいにして繊細な操作をしました。

 レースではもう少し楽に走りたく、また車両のポテンシャル的に問題なかったのでEにしました。

 それに、レースになると余計にアクセルを開けてしまいますし

 この記事(後編)および前編で書いた部品の多くは、ZinkRacingServiceさんで購入する事が可能です。

 このレースに参加する為の車両を製作しようと思われた方は相談しては如何でしょうか。

 今回はこれで終わります。

 次回もツーリングカーレースの事について書こうと思います。

 ではまた。

 


第二回1/32ツーリングカーレース優勝車両(前編)

2010-01-21 17:01:56 | スロットカー

こんにちは、raziです

 今回は、1月16日に開催された、第二回1/32ツーリングカーレースの優勝車両について、前編、後編の2回に分けて書いていきます。

 前回の優勝車両の記事より詳細に書いていきます。

 まずは全体の画像から。

2010_01_21_1

 ボディはSCX製セアトレオンWTCCです。ボディの外観や内装の上面は規定に基づき変更していませんが、リヤスポイラーはクラッシュ対策でスポンジゴムでマウントしています。

 ホイールキャップはSCXのホイールから削りだして作りました。

 次に裏面の画像です。

2010_01_21_2

 ボディ前端および後端の部品はSCXのシャーシから切り出して取り付けています。規定上は取り付けなくてよいのですが、格好重視で取り付けています。

 ライトユニットとボディ内側の出っ張り(シャーシ固定用のポスト等)は、規定に基づき削除しています。

 マグネットはモーターとリヤアクスルの間、モーター直後の位置に薄手の両面テープおよび瞬間接着剤で貼り付けています。

 また、シャーシ下面からマグネットの部分にはテフロンテープを貼って、万が一のマグネット脱落防止(何処かにマグネットが貼りついてなくならないように)や、マグネットが路面と接触した際の摩擦抵抗を減らすようにしています。

 使用しているマグネットは、規定に基づきシグマホビー製の角マグネットです。

 ボディーとシャーシ(EZ32ベース)の取り付けは、1.2mmのFRP判から切り出した自作サブフレームおよびPLAFIT3の部品を加工して作ったマウントプレートを使用しています。

 自作サブフレームとシャーシの取り付けは、フロントプレートとセンターブロックを固定する2本のネジを利用しています。

 当初は、さらにフロントプレートとフロントアクスルホルダを止めるネジ穴も使用して4点で固定していましたが、2点止めにしてサブフレームのしなりを大きくした方が走行した感じが良かったです。

 FRP製サブフレームは低重心化と強度アップを得る為に作りました。

 ノーマルのマウントプレートはアルミ合金製で高い位置にあり、またマウントプレートとシャーシを取り付けるハイトアジャスタの強度にも不安があるからです。

 ボディをシャーシから外す際は、ボディ両サイド側にある4本のネジを外します。このあたりは自作ならでは?ですね。

 フロントアクスルホルダ前側の下面にナットが見えていますが、これはクラッシュや組み立て時に、ホイールベースが変わらないようにする為とウエイトとして取り付けています。

 さらに重量配分の適正化と低重心化の為に鉛シートを少量貼り付けています。

 また、センターブッシュを固定するネジが無いことに気がつくと思いますが、この点については後編で書きます。

 次はボディ裏面の画像です。

2010_01_21_3_2

 内装下面の出っ張りおよび銅板は規定に基づき削除しています。

 両サイドの銀色の部品は、PLAFIT3のオプション部品である「エクステンションプレート」を加工して作ったマウントプレートです。

 マウントプレートとボディは、スポンジゴムとゴム系接着剤を使用して取り付けています。

 また、下の方にスポンジゴムが内装裏面に着いているのが見えますが、これはボディが必要以上に沈み込まないようにする為のストッパーです。

 このスポンジゴムがモーター上面に当たる事でボディの動作量を規制しています。

 シャーシ上面からの画像です。

2010_01_21_4

 メインプレートは1.2mmのFRP板から切り出した自作です。

 ノーマルはメインプレートを2枚重ねて使用しますがこれは一枚です。

 基本的にはノーマルと同じ格好ですが、マグネット位置をモーター直後に移動しているので、この部分はカットしています。

 FRP化により適切な剛性の獲得と軽量化に貢献しています。

 今回の記事はこれで終わります。

 次回はこの続き(後編)を書きます。

 ではまた。

 


第二回1/32ツーリングカーレース

2010-01-17 22:58:48 | スロットカー

こんばんは、raziです

 今回は1月16日(土)に開催した1/32ツーリングカーレースの結果を中心に書いていきます(2010年1月19日に加筆、修正しました)。

 では、まずレース前日の模様を。

 レース前日は、ZinkRacingの工藤さんが練習に行くとの事でしたので、私も行くことにしました。18時頃に私がオイリーボーイさんに到着した時は、すでに工藤さんはいらっしゃってました。

 二人でお互いのタイムを気にしつつ走行をして車両のセットを煮詰めます。

 工藤さんは、自身のWebページの載せている、チームスロットのアウディ+EZ32リヤ駆動の車両を走らせています。

 驚いたことに、クラウンギヤにスロットイットのオフセットを使用

 Webに載っている状態からさらに進化しています。 

 工藤さんの車両は3.5秒台を出しているようでした。EZ32のセンターマグネット仕様(標準の仕様です)では、かなり速いタイムだと思います。

 私が今回使用したSCXのセアトレオン+EZ32リヤ駆動(マグネットはモーター後部に設置)も今回アップデートをして持ち込みました。

 ボディマウントを標準の方法(マウントプレートは小型化しています)から、自作部品を使用してサイドマウント化して低重心化とクラッシュに強い仕様にしました。

 アップデートする前の車両でベストタイムが3.427秒なので、3.3秒台を目指してテストしましたが、この日はこのベストタイムを越せずに終了しました

 ちなみに、このブログに載せた、第一回目のレース優勝車両では3.5秒台中盤のタイムが出ました。

 この日のテストでの収穫は、リヤタイヤはミディアムの方が速そうだと判った事です。

 ただ、私のセアトレオンはソフトタイヤで、モーターもかなり使い込んだ物なので、この2点を改善すればタイムアップすると感じました。

 ここからレース当日の話になります。

 当日は15時頃にオイリーボーイさん直近の駐車場に着いたので、開店まで時間がある事から、近所にあるラーメン屋さんで遅めの昼食をしました。

 で、そこで食べたラーメンの画像をどうぞ。

2010_01_17_1_4

 お店の名は「麺や 幸村」さんです。

 そこで、得のせラーメンの魚介とんこつをを注文しました。

 初めて入ったお店でしたが、美味しかったのでまた行ってみようと思いました

 レースの話に戻ります。

 オイリーボーイさんに到着後、練習していたところ、予定通り3.3秒台が出ました。

 モーター(ポインター)を新品に、リヤタイヤをミディアムに変更してきた事がタイムアップの要因だと思います。

 が、その直後に場外まで飛び出すミスをしてしまい、ゆがんだシャーシの修正をしてました

 そうこうしていると、Zink工藤さんやYAGIさんがいらっしゃいました。

 いろいろとセット変更しながらテスト走行をされています。

 Zink工藤さんやYAGIさんは3.5秒台が出ているようです。

 私は、シャーシの修正後、3レーンで3.3秒台を続けて3ラップ記録出来ました。

 これで納得しこの車両での練習は終了しました。

 ベストタイムは3.354秒でした

 その後、Yoshiさんがいらっしゃり、参加予定メンバーが全員そろい安心しました。

 参加者はオイリーボーイさんの店長と私を含め5人です。

 オイリーボーイさんのコースとピットエリアの画像です。

2010_01_17_2

 レースは予定の午後8時を少しまわったくらいから開始し順調に進みます。

 途中でモーター交換をされた方がいたりと、かなり熱いレースになりました。

 では、第7ヒートの動画をどうぞ。

 音声が出ます、ご注意下さい。

<script language="JavaScript" type="text/JavaScript" src="http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=ebs52qg75nW:bhbX:Nl:eb:zoAv3.urDjC7bf7/xmLdmeXWSpgKJUd:Dx_I:xW:QP:XBM0TQQbM_E6dhckOmiMq/&width=320&height=240&skin=gray"></script>

 では、ここでレース結果です。

1位 razi        SCX製セアトレオン+EZ32ベース

2位 Zink工藤さん  チームスロット製アウディ+EZ32ベース

3位 YAGIさん     フライ製BMW320+スーパー32ベース

4位 オイリーボーイさん SCX製アコードZinkRacingチューンベース

5位 Yoshiさん    カレラ製シロッコ+スーパー32ベース

 全車モーターはポインター、リヤ駆動です。

 スーパー32ベース車両はレッドデビルのメインフレームを使用しています。

 と言うことで、今回も優勝してしまいましたm(__)m

 前回は参加者3名だったので2名の増加この調子で徐々に参加者が増えるともっと楽しいレースになるでしょう。

 今回はポイント的には優勝争いと3位争いが接戦でした。

 特に3位争いは後半4ヒートだけ言えば同点だったので、結果4位でしたが、他の参加者に比べレース経験(1/24含む)が圧倒的に少ないオイリーボーイさんの健闘が光りました。

 レース中のラップタイムはベストが3.4秒台で、3.5~3.7秒台で流れる感じでした。

 私自身のレース内容で言えば、車両のポテンシャルを考えれば8ヒートすべて1位でなくてはいけない状況だったと感じているので、あまり良い内容ではなかったです。修行がたりませんね

 では、参加車両の集合写真をどうぞ。

2010_01_17_3_3

 画面左から、1位、2位、3位、4位、5位の車両です。

 別の角度からもう一枚。

2010_01_17_4_3

 うーん、格好いいですね

 オイリーボーイ様、参加された皆様、参加およびご協力いていただきありがとうございました。

 今後もよろしくお願いいたします。  

 今回の記事はこれで終わります。

 次回はこのレースで優勝した車両について書きたいと思います。

 ではまた。