Q:地価が上昇し始めたため住宅を買っておきたいと考える人が増えています。しかし、住宅は大きな買い物なので長期的な返済計画を考えなければなりません。それぞれの家庭における住宅購入計画はどのように考えればよいでしょうか?
A:景気回復による地価の上昇や金利上昇を考え、今のうちに住宅を購入しようという人が増えています。価格が少々高くても、人気エリアや高層マンションに注目が集まっています。 希望の物件を購入するにあたり、基本的には自己資金や返済負担率などをもとに予算を決めることになります。しかし、企業の雇用制度や国の年金制度に依存できなくなった今後の家計においては、住宅購入計画も慎重でなくてはなりません。特に購入時の返済負担率のチェックだけでなく、購入後、生涯にわたる生活資金の確保をも確認することが必要になった点が従来の住宅購入計画と異なります。