ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどを相談、研究しています

三陸海岸の防潮堤を眺めながらタントくんと走ってみました-じーじの2023東北の旅・2

2025年03月20日 | ひとり旅で考える

 2023年6月のブログです

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 今日は宮城県石巻から岩手県久慈まで国道45号線をタントくんと海沿いに北上した。

 復興道路ができているが、山の中を走っていて、海岸部の街の復興ぶりがよくわからないので、6年前と同じ海沿いの道をチョイスする。

 南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石、宮古と、テレビや新聞でおなじみのところを通過をしたが、6年前には工事中だった道が整備され、走りやすくなっている。

  ただ、タントくんのカーナビちゃんが9年前のもので(?)、新しい道を走ると画面上は野原や山の中だったりして、びっくりする。

 海岸沿いは巨大な防潮堤が続き、海の見えないところも多い。

 走っていると津波浸水地域という標識が何度も出てくるが、かなりの内陸部でも出てきて、こんなところまで津波が来たのか!と驚く。

 津波のちからはすごいと思うし、それにそなえるのは大変だと想う。

 それでも、「フクシマ」の放射能の被害よりは、三陸の津波の被害のほうが目に見えやすいので、土建屋さんの頑張りもわかりやすい。

 トマホーク何発分で防潮堤ができるのかわからないが、よくわからない防衛費よりは効果がわかりやすくていいと思う。

 そんなことを考えながら、東北を旅している。            (2023.6 記)

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 2025年3月の追記です

 事情のよくわからない外部の人間が書くのもおこがましいが、それでも厚かましく書いてみると、じーじは海の見えない巨大防潮堤より、高台に商店街や住宅街があるところが好きだ。

 縄文時代の人たちも山間部に住居を構えていたようで、遺跡も多く出てくるが、縄文人の人たちも長年の経験から、湿地帯より(米作りは弥生時代以降の流行であろうと思う)、山間部が実り豊かで、安全だとわかっていたのではないだろうか、と考えたりする。

 古代人の知恵を馬鹿にせずに、そこから学べることはたくさん学んだほうがいいのではないかな、と思う。         (2025.3 記)


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