2020年4月のブログです
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坂本直行さんの画文集『雪原の足あと』(1965・茗溪堂)を読む。
ふだん読書の時は座椅子に寝っ転がって読んでいるので、大きな本は敬遠気味だが(直行さん、ごめんなさい)、今回は姿勢正しく直行さんの大判の本を読む。
直行さんが原野での開墾生活をやめて、画業一本になってからの本で、山歩きの話や開墾生活の思い出が語られ、それに山や花の絵が添えられている。
とても贅沢な本で、六花亭の包装紙で有名なきれいな花々や六花の森の売店の絵葉書などでしか見れなかったすばらしい山の絵が、大判の本の中にいっぱいだ。
見ていると気持ちがすがすがしくなってくる。
こころが疲れた時などには、ぜひ眺めたいと思う。
今後は姿勢正しく(?)、直行さんの本を読んでいきたい。 (2020.4 記)
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2024年春の追記です
今も直行さんのこの本は、姿勢正しく読みたい、と思っているが、たまには寝っ転がって読んでみたい(?)、ような気もする。
この本も文庫本で出てくれると、六花亭のおせんべい(そんなのあったかな?)をポリポリかじりながら、寝転んで読めそうだ(!)。
山渓さん、頑張ってね(?)。
と、ここまで書いて、念のため、調べてみたら、去年にもう文庫本が出ていた(直行さん、山渓さん、ごめんなさい)。
これは買うしかないね(!)。 (2024.4 記)