弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
本ブログがKindle本に!「アマゾン 三色眼鏡」で検索!!

【知財記事?】弁理士試験短答式合格発表

2021年08月11日 09時27分04秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
今日も朝からもわっとした空気の圧が凄い@湘南地方です。

さて、昨日は弁理士試験一次の合格発表でした。
最近twitterで知財関係の人フォローすることが多く、その中には受験生の方も少なからずいらっしゃるので、
“頑張れよ~”と心の中で呟きながらツイートを眺めたりしていましたが。。

今年の志願者数は、4千人を切っているのね。。まあ、リスクを取りにくい時代を反映というかなんというか。
一次免除の人も相当数(たぶん750人くらい?)いると思うけど、一次合格者が304名。狭き門になってるなぁ。

ともあれ、無事に通過した受験生の皆さま、まずはおめでとうございます。
もう2週間と少ししたら論文試験です。
まずは何よりも体力と気力の維持。その上で、残り2週間で上積みできることもあります。
一分一秒を大事に、日々をお過ごしください。

我が身振り返ってみても、受験生の頃の記憶なんて結構おぼろげで、
でもまあ修行僧みたいな生活してたなぁ、というのは憶えている。
他のことにはわき目も振らず、条文集と自作レジュメとゼミの資料とをひたすら“食べる”ような。

あそこまでの圧力をかけて勉強をすることは、たぶんもう無いと思うけど、
それでも日々やっているお仕事とは別で、知識のメンテナンスのために普段お仕事であまり触れない箇所の条文とか青本とか審査基準とかは時間を作って読んだりはしている。
「この仕事は一生勉強だぞ」と師匠に言われていて、それが苦ではないからこの仕事を選んだので。

本当に思うのは、受験生の皆さんが、これまで積み重ねた努力は無駄ではなかった、と思える、
そんな瞬間を迎えられると良いな、ということ。
くどいですが、この猛暑、コロナ、疲れも出やすい時期です。くれぐれも体調には気を付けて論文試験に臨んでください。

そして、今回結果が芳しくなかった方々も。
来年の試験へのカウントダウンは既に始まっています。
というより、この業界で生きていくと決めているなら、日々の受験勉強が将来の自分にとって無駄になることは絶対にありません。
それは仮に将来大規模な法改正があったとしても変わりません。
旧法の制度設計、法改正の意義を知っていることで新法の趣旨をより強く理解することができます。
試験のためだけど、将来の自分のためでもある、と思って条文に食らいついてください。

あー、今自分が3時間半の試験なんか受けたら鼻血出して倒れそうだなぁ。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする