おはようございます!
雲は浮かんでますが空は明るい@湘南地方です。
「そら」を変換したら先に「宙」が出る…どうしたIME、、詩人にでもなったか?ガン○ム推しか?
さて、アメリカでは次期大統領選挙に決着がつき、日本では来週には首班指名選挙がある、
そんな動きのあるここ数日なわけですが、そんな中
“わかってはいたけどショッキングなニュース”が流れてきました。
(日経電子版より引用)
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出生数70万人割れの公算 今年上半期33万人、6%減
今年1年間の出生数が初めて70万人を割る公算が大きくなった。厚生労働省が5日公表した人口動態統計(概数)によると、2024年上半期(1〜6月)に生まれた赤ちゃんの数は、前年同期比6.3%減の32万9998人にとどまった。外国人は含まない。価値観の多様化で未婚・晩婚傾向が進んだことに加え、新型コロナウイルス禍で結婚や出産を控える人が増えたことが少子化に拍車をかけたとみられる。
(以下略)
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(引用終わり)
色んな意味を持つこのニュース。
国としての将来的な競争力低下が不可避、というだけでなく
一住民としては、既存のサービスを当たり前に受けられなくなる可能性がある。
リアルな話として、現在の高齢者世代が受けている介護・医療サービスを
自分の世代がその年代になった時に「同条件で」受けることは困難だろう。
…つくづくどこまでも世代間格差の不利益を受けている世代だなぁ、という言葉が口をついて出てしまう。
まあそんなことは愚痴っても仕方ないのでやれることをやるだけなのだが、
結構真面目に「老後生き残り戦略」を立てて実行していかないとマズいんじゃ…?
個人として、というだけでなく、世代として。そうしないと、負のスパイラルが発動してしまう。
日本でモノやサービスを作って日本人に売る、というだけでは、商売としては成り立たないなぁ。
できる人はどんどん国境を越えていかなければ。
…というのと、上辺ばかりをなぞる政策はやめて、
「安心して子供をつくれる、つくりたくなる世の中」にしないと。
それは、子供や子育て世代に対して直接手厚い保護を、ということだけではなく
(三人目産んだら○○万円、とかやっても一過性の効果しかないし、そういうことに感応度が高い人達だけが対応してしまう)
人生の中でチャレンジして、うまくいかなかったとしてもリトライの機会がある
「セーフティネット」(何もしなくても最低限の生活が確保される、の意味ではない)を
整備し、普及させることではないかと。
そう、「先行きが判らない」から「過度なリスクが負えない」の極みの状態なのだと思う。
バカみたいな言い方だけど、
“とりあえず誠意をもってまじめに一生懸命やってれば、なんとかなる”社会にしていかなければ。
それは直接的な政策によるものだけでなく、オトナがしっかり生きていけて、
義理人情というか相互扶助というか、(好きじゃない言葉けど)「共助」というか
そういうことをやっても後悔しない、
“正直者が馬鹿を見ない”ムードを作っていければよいんじゃないかな。
他人はおろか自分の遺伝子をもった人間に対してさえ適切にトリートできない。
70万人割れという数字が示すものは、環境、景気、人心…いろいろなものの
「余裕の無さ」の顕れにも思える。