葺き替えか重ね葺きか悩みます・・・

コロニアル屋根のリフォームで考えてしまうのが
葺き替えるか、または古い屋根の上に軽い金属瓦を
葺くか、ということです。

コロニアルは別名、カラーベスト、そうアスベスト入りの
屋根材。

これを剥がすときにアスベストの飛散するのでは？
と思ってしまいますが、カラーベストのような成型品は
あまり心配しなくて良さそうです。含有も5-10％と低く
また毒性の低い、白アスベストと呼ばれるものだからです。
危険なのは、ボイラーの排気管などに吹き付けられている
黒、青アスベストとのこと。

役所から指導では、一枚一枚丁寧に剥がすこと、解体時に
水を散布！？するなどの措置を取るようになっています。

重ね葺きでリフォームするなら、そんな心配は要りませんね。

さて今回は、色々考えた結果、葺き替えることにしました。

理由は、やはり築20年を越えた建物の屋根の下地を確認したいと
いうことでした。

結果は正解！屋根材の下にある合板は一部、劣化が進んでおり
要交換の状態、そしてその原因は屋根裏の結露であろう、
ということも分かりました。

今回、劣化した屋根をはがさずに、新しい屋根を重ねると
さらに結露による劣化が進み、また新しい屋根材が下地にしっかり
固定出来ずに、台風なとで飛んでしまう恐れがありました。

葺き替えと重ね葺き、どちらも長所、短所がありますが
今なら、葺き替えをオススメします。


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