・GS-12 ゴールドマン・サックス中興の祖 シドニー・ワインバーグ https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/538074a0056cbdbc8b24b486f3734cef
・GS-13 ゴールドマン・サックスの大株主になった住友銀行https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/766e0ee5ada9edf93f9f1fe24c386b6f
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今回の財閥シリーズは、youtuberや評論家のオッサン、爺さんたちがいい加減なことをいいすぎるので、学生さん含め若者たち、また企業人に正しい知識を知って頂き、世界で活躍し日本をもっと素晴らしい国にして欲しいので書いています。
細かいことはさておいて、簡単に言えば、こういう事です。 財閥はもともと創業家がグループ内の企業の株式を所有(持株)し、支配していました。
GHQに解体を命じられ、解除された後は、必ずしも創業家がグループ企業の株式を所有し、支配するのではなく、財閥の銀行が中心となり、その財閥グループを形成しているのです。
例えば、住友グループといえば、住友銀行がメインバンクとして中心となりり、学歴・家柄・財産関係なく、経営者の人を見抜き、融資するのです。 今でいうベンチャーファンド的な仕事で、グループを大きくしていったのです。
住友銀行の目利きの良さは、評判があり、松下電器、三洋電機、ブリジストン、出光興産(いでっみつ昭和シェル)、東洋工業(マツダ)、朝日麦酒(アサヒビール・ホールディングス)、小松製作所(コマツ)、鹿島建設(鹿島)、大正製薬、村田製作所、任天堂などが住友銀行をメインバンクとして、大きくなっていきました。
松下にせよ、村田にせよ創業者は貧乏かつ病弱で、普通の金融機関では融資を拒むべき、会社だったのです。 後、京都・大阪に超優良企業が多いのも住友銀行の目利きの良さ(人物を見る)を証明しています。
1980年代後半の、日本経済の絶頂期(バブル全盛の頃)、住友銀行が日本No.1、世界第三位の大銀行でした。
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また、元々住友財閥系の会社でない上記企業以外に、元々住友財閥の企業が多くあります。
住友金属、住友電工、住友不動産、住友ゴム工業、第二本住友製薬、住友重機、住友通信工業(NEC)などなど、これらの企業は、財閥解体で『住友』という商号をを使うことが禁じられましたが、昭和27(1952年)に旧財閥の称号『三井』『三菱』『住友』などの使用が解禁されました。
既に述べましたが、1949年にも沢東が、共産主義国家である中華人民共和国を建国、その後朝鮮戦争もあり、アメリカは日本のを共産主義の防波堤にしたかったので、旧財閥の持つ資金力、技術開発力、技術力、グローバルの展開する商社の、力を必要としていたからです。
旧財閥企業のノスタルジーも含め、解禁されるとまたすぐに『三井』『三菱』『住友の』冠をつけて企業活動を始めました。 しかし、戦前とは違い創業家の持ち株会社ではなく、財閥の銀行が株式を通じ、融資・資金援助する企業群です。
ですから、旧財閥の子会社だけでなく、財閥創業家関係なく、財閥の中核となる銀行を中心にした企業群を、『三井グループ』『三菱グループ』『住友グループ』と呼ぶのです。
しかし、各財閥には歴史と風土があるので、それぞれ会長・社長会を持っています。 当然、旧財閥の子会社などがそのメンバーで、その歴史や会社の規模から序列もあります。
三井の『二木会』、三菱の『金曜会』、住友の『白水会』がそうです。
三井の『二木会』は昭和25(1950)年、三菱の『金曜会』は昭和29(1954)年、住友の『白水会』が始まったのは昭和26(1951)年です。
それぞれ、命名された背景は『二木会(にもくかい)』は」毎月第二木曜日に集まるから、『金曜会』は月一回第二金曜日に集まるから、『白水会』は月一回集まり。白水会の命名は当時、大阪銀行(住友銀行)の鈴木剛社長の提案で、住友家が『泉屋』と号して銅の商売をはじめたことから、『泉』を上下に分けて『白水』としました。
(関連情報)
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トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 謎の人物・小曾根英四朗https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d9f7a9d2c64f1c17bd54ed78e554ba6a
からの続き
米国宣教師フルベッキ
それは彼がニ〇代前半の頃、オランダ生まれの米国宣教師フルベッキが奇しくもグラバーが来日した年と同じく、安政六年に長崎入りし、英語、仏語、オランダ語を教える「洋学所」を開いた、そこで特に英語をマスターしたからである。
フルベッキの来日意図は、その頃は禁教であったキリスト教(新教)の普及のための長崎入りであった。
彼の語学力は天才的ともいえるものだっ西南諸国西南雄藩はもとより、各藩の俊才たちが彼の語学の講義を受講すべく長崎に集まった。
彼の語学講義を受けた人物は、薩摩の西郷隆盛、弟従道、五代友厚、大久保利通、小松帯刀、長州の伊藤博文、井上馨、品川弥次郎、桂小五郎、高杉晋作、土佐ノ坂本竜馬、中岡慎太郎、佐賀藩の大隈重信、副島種臣、江藤新平、隈本藩の横井小楠、公家の岩倉具視、幕臣の勝海舟など、倒幕、明治維新に大活躍する豪華メンバーが参加していた。
「フルベッキとその子弟」(「開港四百年長崎図録」長崎文献社刊)
集合写真が記載されていますが、ここでは出しません。本の購入お願いします。
これほどの大人物の中、武士ではない一介の商人、小曽根英四朗が受講生になれたのは、土佐の坂本、中岡、後藤らの強い後押しがあったことは言うまでもない。
フルベッキが語学の天才なら、英四朗もまた英語学の天才だった。 特に発音では、西南雄藩の各武士も顔負けの見事な発音だったらしい。
フルベッキの才能と人格は各雄藩の生徒達をもすっかり魅了し、彼は明治二年(一八六九)、新政府の招きにより上京。顧問に就任した。
そして英米の民主主義形態を明治政府も採用するようアドバイスするとともに、欧米視察団派遣などを建言している。(その前の万延一月、すでに幕府はポーハタン号と咸臨丸で遣米使節団を派遣している)。
その後、フルベッキは、東京大学の前身「開成学校(後、南校)」の教頭をも務め、日本の近代化に大きく貢献した。
彼もグラバー同様フリーメーソンと言われており、前述の小曽根永四朗もフルベッキとグラバーの勧めで。フリーメーソンの会員になったことは、ほぼ間違いない。
(関連情報)
01.明治維新の大功労者 トーマス・グラバーのシリーズを始めます
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/70f324bc493a22f952abaee990d84f88
02.明治維新の大功労者 トーマス・グラバー フリーメーソンつぃいての活躍
本の 表紙と帯
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/95df680c734518c71420ceffc9cf0ad3
03.トーマス・グラバーと明治維新 FACTベースの基礎知識
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d4b42ac9313d70fcc5a9e7b4f74f7ebd
04.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 初恋の人との別れ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/981d3ada11449dab0078dd90c263df5f
05.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ フレーザーバラを離れる
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06.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ ギムナジウムへ入学
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07.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 海の向こうに何がある
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08.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 内部の矛盾を抱える
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09.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 活気に満ちたアバディーンhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8ac7d795a06c8af4212c11a4a6cc8461
10.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ ジャディ・マセソン商会https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1df77aae650497988383afa152bbd217
11.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ アヘン戦争で飛躍したJM商会https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/083bb057cd417f4e6597ca8a26fda0b9
12.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 船舶仲買業に就職
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13.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 不快な大都市上海https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/aa2752291ca1e9947cd00fcfdff0d500
14.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、太平天国の乱https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e223669a888e23a7d7629cfe2d0c1680
15.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 マッケンジーの誘いhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/31aeeb59919e6e4aad12d6c427ec309e
16.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 尊王攘夷、倒幕に揺れる日本
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/dc6949dbc3fecf3297e91a03eae96acc
17.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 朝廷に内緒で通商条約にサイン
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/89426fbcff55e8edf24a98fe14f6e00e
18.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 清潔で平和な町長崎https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eb121d8c3b34ee1ffcfb2e89d5f63b8a
19.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 長崎商工会所の設立https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0fe4cfe0d037fad23c34254c03330542
20.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 謎の人物・小曾根英四朗https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d9f7a9d2c64f1c17bd54ed78e554ba6a
21.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 米国宣教師フルベッキhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/177fa0625a70962e35b83f9a60525df6
この本には、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。
★ト-マス・グラバー ここまでの投稿記事一覧
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