Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

富士フイルム、最先端半導体材料を販売 AIや5G需要想定

2024-10-29 23:42:10 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


富士フイルムは半導体材料を成長領域と位置づけている

 

富士フイルムは29日、最先端の半導体製造で使われる材料の販売を始めたと発表した。フォトレジスト(感光材料)と現像液で、シリコンウエハー上に微細な回路を描く工程で使われる。

人工知能(AI)や高速通信規格「5G」向け半導体の需要増を見込む。

 

販売開始に合わせ、日本と韓国の既存工場設備を増強する。生産設備や品質評価のための検査装置を導入し、韓国ではクリーンルームも新たに設置する。

生産能力と投資額については非公表としている。2025年10月からの稼働を予定する。

 

富士フイルムが販売を始めたのは、最先端の半導体製造プロセスで使われるEUV(極端紫外線)露光装置向け材料だ。

シリコンウエハー上に線幅が10ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の微細な回路を描く工程で使われる。線幅が1ナノ台の次世代半導体にも対応する見通し。

 

富士フイルムは半導体材料への投資を進めている。

9月末には静岡県を含む国内の2つの半導体材料の工場に計約200億円を投じ、2つの新工場棟を25~26年にかけて稼働させると公表した。31年3月期には半導体材料事業の売上高を5000億円と25年3月期計画(2450億円)から倍増させる計画を掲げる。

 

 

 
 
 
日経記事2024.10.29より引用
 
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。