首脳会談で握手を交わす石破首相とトランプ米大統領(7日、ワシントンのホワイトハウス)
=共同
【ワシントン=黒沼晋】
石破茂首相は7日の日米首脳会談でトヨタ自動車やいすゞ自動車の新たな投資計画をトランプ大統領に伝えた。
冒頭で日本の対米直接投資残高が5年連続で世界首位だと説明し「これからもっと伸ばしていきたい。まだ発表してないが、いすゞ自動車が近々米国に工場を建設し、多くの雇用をつくることを決定した」と話した。
トヨタ自動車の豊田章男会長について「私の高校・大学時代の友人だが、トランプ氏が再び就任するのを心待ちにしていた。
彼はこれから米国にさらに多くの投資をし、多くの雇用をつくりたいという発表をするということだ」と述べた。
ソフトバンクグループと米オープンAIの協業についても触れ「これから多くの投資をするということだ」と述べた。
トランプ氏は「自動車工場は素晴らしいものになる。米国への投資がすすみ、自動車を米国でつくるというのは良いビジネスになる。
豊田氏は私の友人だ。ぜひとも彼によろしく伝えてもらえれば」と新たな投資を歓迎した。
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日経記事2025.2.8より引用