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レノボ、パソコンやサーバー苦戦で純利益7割減 4〜6月

2023-08-17 22:15:04 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


今後3年間でAI関連の端末やサービスの普及のために10億ドルを新たに投じる方針
を公表した=レノボ・グループ提供

 

【広州=川上尚志】パソコン世界最大手のレノボ・グループが17日発表した2023年4〜6月期決算は、純利益が前年同期比66%減の1億7700万ドル(約260億円)だった。3四半期連続で減益だった。主力のパソコン事業の落ち込みが続き、サーバーなどの事業も苦戦した。

売上高は24%減の129億ドルで、4四半期連続で減収だった。全体の約8割を占めるパソコンなどのインテリジェント・デバイス事業の売上高が28%減った。

米調査会社IDCによると、4〜6月期のパソコン世界シェアでレノボは23%と首位を保ったが、出荷台数は前年同期比18%減の1420万台にとどまった。

サーバーなどのインフラ・ソリューション事業の売上高は8%減の19億ドルだった。同事業で6000万ドルの営業損失を計上し、全体の利益を押し下げた。

レノボは同日、人工知能(AI)関連の端末やサービスを普及させるため、今後3年間で10億ドルを新たに投じる方針も公表した。

楊元慶・董事長兼最高経営責任者(CEO)は同日開いた決算の電話会見で「業界を超えてAIの導入を推進していく」と説明し、幅広い顧客に関連サービスを提供することで収益拡大につなげる考えを示した。

 
 
日経記事 2023.08.17より引用
 
 
 


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