ハーブやアロマテラピーで利用しているカモミールは、大きく分けてジャーマンとローマンがあります。
リセッツがハーブティーとして販売しているのは、ジャーマンのほうです。
お湯を注ぐと、りんごのような甘い香りが漂います。
ローマンのハーブティーはお世辞にも美味しいとは言えず、苦味があります。
精油は、ジャーマン、ローマン両方とも、大変高価なものですが、アロマテラピーを極めていく過程で、欠かすことの出来ない精油であることが容易に理解できることと思います。
特に私の体質には、ジャーマンがよく合います。
日光湿疹による痒みから救ってくれる精油は、今のところこれ以外に出合っていません。
しつこい皮膚疾患に、医者からも薬からも民間療法からも見放された方は、この精油を試してみられる価値はありますよ。
経験者として、アドバイスいたします。
でも精油は高価なものですから、最後の切り札にしておき、普段はカモミールジャーマンのハーブウォーターをお客様にもよく勧めてします。
ベビーケア、特に痒みや炎症のあるお肌には、すごーくいいです。
マイルドなのに殺菌力や抗炎症作用がピカイチです。
それは酸性度の高さからも証明できます。
ただ、カモミールジャーマンのハーブウォーターの香りは、ハーブティーとは全く別物で、大変ビミョーです。
香りを試されて、購入をためらわれた方も多々・・・。
そこで
ケンソー国産カモミールローマンウォーター 2310円
昨シーズン、国産のカモミールローマンのハーブウォーターも新発売になりまた。
最近、あるお客様からのリクエストで初めて取り寄せてみたのですが、とってもいい香りです。カモミールはこうでなくちゃという感じです。
ローマンのほうにも、もちろん鎮静作用や抗炎症作用もありますので、ベビーをはじめご家族みんなで使えます。
フェイシャルケアには、ジャーマンよりもおすすめですね。
この二種類のカモミールは、成分も香りも異なるのに、どちらも結果的には似たような効果があります。
それと、ドライハーブを抽出したとき、蒸留水(ハーブウォーター)を抽出したとき、精油として抽出されたとき、それぞれに香りも色も変わるので、大変にミラクルの塊です。
ハーブティーもハーブウォーターも所詮似たようなものでしょうという安易な考えが覆されるハーブでもあります。
母なるハーブと呼ばれるカモミールはまだまだ奥が深そうです。
また新たな発見がありましたら、ご報告させていただきます。
永遠のカモミールファン ふなかわ