プラナロム社のローズウッド精油(ブラジル産)は、当分、入る見込みがありません。
ローズウッドは、ブラジルのアマゾン流域がおもな産地ですが、大変人気の高い香料の原料であるため、伐採しすぎで品薄になったといわれています。
絶滅品種保護の趣旨で、ローズウッド精油は消費しないというセラピストやメーカーもあります。
プラナロム社は、未来のことも考え、植林も進めているから、販売を続けると聞いていました。
しかし、ここへきて、ワシントン条約の規制がかかり、ブラジルから輸出停止になったそうです。
結果的に、プラナロム社のローズウッドは、今後、どうなるのかメドがたたない状況となりました。
それで、健草医学舎(プラナロムの日本輸入元)が、独自にインド産のローズウッドを輸入しました。
もちろん、成分分析もなされ、ケモタイプ精油の基準を満たしたものです。
現在、それを購入することが出来ます。
(数量限定と聞いていますので、突然、完売することはあり得ます。「もうすぐ売り切れる」という予告はありません・・・)
プラナロムのローズウッドと同額で、10ml 2940円です。
・・・ということを、年末にも、重曹の発送キャンペーンの折に、さらっと書きました。
とりあえず、今も購入可能ingです。
アロマのレッスンに通われている方々などにも、「これいいよ。買っといたほうがいいよ。いつなくなるかわかわんよ。」と度々煽っておりました
しかし、当の私は、プラナロムのローズウッドをまだ開けたばかりだったので、使ってはいませんでした。
先日、アロマ・アドバイザー勉強会を開いた時に、購入された方が、その場で開封してくれました。
「あら~~ めっちゃいい香り
」
「これなら本当に『ローズの代用品』って言える 今までのは、『木』って感じだったもん」
「これならローズウッド好きかも」
と、一同、インド産に酔いしれたのです
(私は、渋くてウッディなブラジル産もイケますけどね でも確かにインド産のもいいわ
)
勉強会とは名ばかりで、お気楽な集まりなのですが 一応、分析表や資料を開いて、成分を比較してみると・・・。
これがずいぶん違うんですね~。
ローズウッドの主成分であるd-リナロールの含有度にかなり開きがありました。。
ブラジル産は、82%程度 インド産は、90%程度
びっくりしました
このフローラルな香りのモトは、d-リナロールのせいなのか、その他の微量成分が関与しているのかは、更に検証してみなければと思います。
アロマテラピー、奥深い~。
ローズウッドは、感染予防効果に優れていて、しかも赤ちゃんや妊産婦さんにも安全な精油のひとつです。
よく「抗生物質代わりになるよ」とお伝えしています。
妊婦さんや授乳中の方が、膀胱炎などにかかられた時も、安全性の高い抗生物質的な用い方が可能です。
でもそれ以外にもすばらしい作用があります。
それは、神経の障害、疲労など中枢神経への作用です。
頭が疲れた~~ ストレスたまりすぎ~~
やってられなーい
みたいな時に、ぜひオススメです。
まさに親子で使えば、神経も癒され、風邪なども予防できて、お肌にもいいし・・・。
そして副作用もなくて。。。細胞にも遺伝子にも全く無害だとされています。
ベビーマッサージ、フェイシャルオイル、高齢者のハンドマッサージ、、、ついつい色々なところにしのばせたくなります
今日は、ある集まりに招かれまして、アロマの話をさせていただいたのですが、皆さんに色々な香りを嗅いでいただいて、鎮静(リラックス)系か、興奮(元気づけ)系かを挙手していただいたところ、このローズウッドでは、ほとんどの方が「リラックスできる」と答えられました。
あら、みなさん、お疲れだったのかしら~
・・・ではなく、香りに対する反応がすばらしい方ばかりだったのでしょうね
インド産ローズウッドは、抗菌、抗ウイルスもさることながら、とってもリラックスできるということが実証されました。(と思います。)
ちなみに通常のローズウッドは、鎮静と興奮、半々ぐらいに分かれるというのが相場です。
ところで、ローズウッドに似た精油として、ホーリーフというものも最近よく出てきました。香りは似ているし、感染予防としても有効と聞いていますが、ストレスや神経疾患には、あまり役立たないそうです。
ニオイが一緒だからなんでもいい・・・というわけにはいかないようですね。
インドにいっぱいローズウッドの木を植えて、ローズのような芳しい香りの精油を生産し続けてほしいです
新しい精油を開封するたびに、ワクワクドキドキする快感から抜け出せず、アロマ貧乏が加速するふなかわでした。