Richardに愛をこめて…

旅立った最愛のRichardへ贈る
マダムKのDiary
    

三渓園へ・・・ 臨春閣の障壁画 狩野永徳芦雁図・横山大観 煙寺晩鐘を観る

2016-10-28 | art・・・美術館他

 

 


先週末は 体調不良で 楽しみにしていた東京国立博物館 「禅―心をかたちに」へ行くことができませんでした
また11月の入れ替えの時に(四季花鳥図は11月8日~でした!)行きたいと思っています
少し体調も戻って 気分転換に一時間半ほど近くの三溪園へ行って参りました
写真は逆光で暗いのですが 2時に写した大池から三重塔を望む写真です

 

 



 


                                                                               (HP写真から)
一つの目的は・・・所蔵品展
「横山大観」《赤壁》《煙寺晩鐘》《長江図》  臨春閣の障壁画:伝 狩野永徳《芦雁図》
横浜美術館でも感動した大観の煙寺晩鐘
幾度見ても 墨汁の片ぼかしで描かれた山々 そして舞い上がる烏の群れ そして寺うを目指す女僧の姿・・・
見ているだけで 心打たれます
狩野永徳の襖絵も素晴らしかった

 


 



 

 

 

余韻を身体に感じながら歩いていると・・・ふと・・・旧燈明寺三重塔へ登ってみたくなりました

階段から見下ろす緑が美しかった!

 

 

 


三重塔からの眺め

 

 

 

 


烏が一羽 松の木に留まって 遠くを眺めていました

 

 

 

 


旧燈明寺三重塔とススキ
目の前に秋が広がっていく感じがして 深呼吸・・・

 

 

 


とても立派な旧燈明寺三重塔(重要文化財)でした
京都の相楽郡加茂町の燈明寺から移築されたものです
今まで 何度も三渓園に訪れていますが 階段を登ってここまで来たのは初めてです
木造の塔では最古の建造物だそうです

 

 

 

 


三重塔の先に 出世観音がありました
微笑まれている表情に とても心が癒されました
もっと心豊かに 何事も広い視野で見つめなさい・・・とおっしゃってるように思いました

 

 

 


先進むと笹の繁みのドーム
冷やりとして 私の足音がさくっ さくっと聞こえます

 

 

 


松風閣の展望台へ

 

 

 

 


あ~・・・気持ちいい・・・
山頂からの眺めは やはり良いものです

 

 

 


時間を気にしながら 旧燈明寺三重塔を後にしました

 

 

 

 


階段から また上を眺めて 森林浴・・・
紅葉の時期にも もう一度訪れてみたい

 

 

 

 


外苑の先にある小さな滝です

 

 

 

 


何処を切り取っても 美しい日本の風景が広がっています

 

 

 

 


旧燈明寺本堂に 柿が色付き始めていました
ようやく秋を感じる一枚です

 

 

 


帰りに大池を写していると・・・
向こう岸に 赤い打掛の花嫁さん花婿さん
三渓園の美しい庭園の中で結婚式 素敵ですね
花婿さんが花嫁さんを気遣って手を添えられている姿が とても微笑ましくて
少し肌寒い日でしたが 温かい気持ちになりました

三渓園は自宅から車で10分なので 四季折々に訪れては撮影しています
早朝の蓮・・・
花鳥風月 夕暮れの烏と三渓園・・・
三渓園の梅・・・

毎日の生活の中で 季節を感じて思いを馳せる・・・
四季が あっと言う間に過ぎて行くように感じている今日この頃・・・
こんな一時を大切にしたい
そう思っています
毎日のほとんどの時間を過ごしているRichard との時間も大切ですが
1時間でも 時折こうした時間を持ちたいと思っています
ちょっと・・・Richardどうしてるかしら?と心の中を過るのですが
心を奮い立たせて 目の前の美しい風景を楽しんできました
そんな午後でした

 

 ☆ OLYMPUS パンケーキレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

 

 Madame K

 

 

コメント (8)
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