Richardに愛をこめて…

旅立った最愛のRichardへ贈る
マダムKのDiary
    

山手西洋館 ベーリックホール・・・「ノスタルジック ジャパン」

2017-01-23 | YOKOHAMA Walker

 

 


午後3時を少し過ぎた ベーリックホール
私の足音だけが響きます
コバルトブルーの扉が冷たさを醸し出して ふっと身震いしました

 

 

 

 


でも・・・隣りのダイニングルームには西日射して 華やかなテーブルセッティング

 

 

 

 

 

 

 


フランス製のワインカラーのプレートの上には 有田焼のお皿
その上には 会津塗の漆の器
和と西洋のグラスやプレート こんな組み合わせもお洒落・・・

 

 

 


ワインも晴着を纏っています

 

 

 


春慶塗の箸箱

 


 

 


ペーズリー柄のテーブルクロスに朱色の春慶塗の角盆
有田焼のお皿や漆の器・・・
クロスは無地でと思いがちですが こんな組み合わせも華やかでいいですね~
とても参考になります

 

 

 

 

 

 

2階へ・・・

 

 

 

 

 
夫人寝室隣りのサンポーチの窓からは 冬風に木の葉が揺れていました
青銅の高台の花入れには 壁の色に合わせたラベンダーとカスミソウがさりげなく活けられて
静寂を飾っていました
あの頃・・・ベーリック夫人はこの窓を眺めながら何を想ってらしたんでしょう
心地よい空間に そんな事を思いながら時間を忘れてしまいそうでした
 

 

 

 

 


フェンス越しに眺めるベーリックホール
イギリス人貿易商B.R.べリック氏の邸宅として昭和5年に設計され 
第二次世界大戦前まで住宅として使用されていました
現存する山手外国人住宅の中では最大規模の建物で 設計したのは「J.H.モーガン」(HPより)
当時 この時間・・・
フェンス越しに 大邸宅を眺めながら人々が行き交っていたことでしょう
垣間見る洋館は 憧れの館だったのでしょうか
ベーリック夫人は 流暢な日本語を話されていたそうです
きっと ご近所の方々と良い交流されていたことでしょう

そんな事を考えながら
ベーリックホールを後に隣りのエリスマン邸へと向かいました

 

 

 Madame K

 

 

 

コメント (10)
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