ちょいごち*ちょいたび

食いしん坊が食べ過ぎに注意しながらちょっとずつ美味いものを食べていく日々の記録
《2019年夏NYおおたび報告中☆》

Balthazarな朝ごはん。

2010年11月28日 | NY2009
NY長期滞在も後3日となり、心残りを消化すべく土曜日の朝8時前に到着したのは『Balthazar』

ブランチ人気が高いこの店にわざわざその時間ではなく、あえてBreakfastに来たのは訳がある。
もうすっかり時間がたちすぎて、以前記事を読んでくれた方もお忘れだろうが、「お店でバゲットを食べたい」計画第2幕編であります(笑)
ちなみに以前の記事はコチラ

前回はランチで訪れ、完敗。
メニュー見るだけで必死状態
なので、今回はしっかりメニューを事前調査済みなはずだった・・・。
いや、正確には「だろう運転」だったと言わざるをえない。

店に入るとあのブランチタイムは違い、人はまばら。
贅沢な「朝パリ時間」ってな感じ

通されたのは中央付近にあるゆったりしたソファー席。
前回のカウンターも常連気分でいいけど、やっぱりこっちのが落ち着くわあ
さあて、メニューでバゲット探す・・・が、ナイ。
確かにメニューには載っていなかった。
でもさ、バゲットが人気の店の朝食でバゲットないなんて誰が想像できる
だから思い切ってお店の人に聞いてみた。
「私はバゲットが食べたいんだけど・・・・」ってね。
すると大変申し訳なさそうに「すみません、メニューにないんですよ。でもスコーンとかも美味しいですよ!」と。
・・・しょうがない、ないものは頼めない。
という訳で、お勧めを注文してみた↓

~フルーツスコーン&フルーツフォカッチャ~


でかいよ
で、実は私はプレーンなタイプがくると思っていました。
が、来てみるとどちらもフルーツタイプだったんだよねえ。
ちゃんとバターにジャムまでついてきたのは嬉しいんだけど、甘いのよりプレーンが良かったかなあ。

まあ、それなりに美味しかったし、まったり贅沢時間を堪能できたからいいんだけど、これらをごちっている時に私の目に飛び込んできたのは「窓際の席でバゲットを食べるおじちゃんの姿」だったのだ
ええええええええ!?なんでえええええ!?
常連さんなのか!?
多分そう。新聞読みながらのおひとり様だったし。
でもこれにより私も引き下がれなくなってしまったのは言うまでもない。



さて、この店の好きな理由は「優雅さ」「NYで体験できるParis」「hospitality」とあるが、もう一つ私の心を鷲掴みにした場所がある。
それはお店地下にあるトイレである。
この写真は階段を下ったトイレ入り口付近です。
トイレがお洒落なんだよねえ
最初かなりびっくりしたもの

だがびっくりしたのは豪華さだけではない。
なんとここには「トイレおばさん」がいるのだ
手を洗うと普通紙拭きが設置されているのですが、ここには容れ物はあるのに、紙が入っていないのです。
おかしいなあと水を出す前に思ってはいたんですが、洗った後に理由が分かった。
それは少し離れたところにいた「トイレおばさん」が「どうぞ!」とさっと渡しにきてくれたのだ
渡すと定位置に戻った。

もちろんここはアメリカ。
ただ渡すだけの人の訳はない。
Tip目的なのは明らかだ。
だが私より先に出て行ったおばちゃんはTipを渡さなかった。
さて、どうするのがスマートな対応なのかと一瞬頭を悩ませたが、もう一人優雅なおばさまがいらっしゃいまして、その方がすっと1ドルを出し、入り口にいた「トイレおばさん」の手元にさりげなく手渡したではないか
この渡し方が本当にスマートで、私もすかさず真似しました
この時の方法はその後も活用中です

ちなみに、この「トイレおばさん」は朝はいません。
昼はいるので多分ランチ前ぐらいからスタンバイしてると思われます(笑)
しかし、色んな人がいるよねえ!!
お店と契約してるんだろうねえ。日本人からすると摩訶不思議。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする