注☆今回の記事に写真はありません。
なぜなら写真撮影は禁止だから。でもこれに参戦したくても英語が・・・って方には読んで損はないと思いますというテマエミソ発動
無事に荷物を預け手ぶらでになり、いざ潜入であります
入ってすぐは真っ暗闇。ガチ闇。手元足元全く見えない。
もう早々に異空間。
と思っていたら現れたのはバー
舞台の一部でもあり、本物のバーでもあるという場所。
右手側にカウンターがあり、そこでお酒も注文できる。
ここで素敵なご案内
ネットとかで調べていても出てこなかった情報を一つ。
実はこのバーにはトイレあります
右手カウンターの奥に。
トイレの中も素敵異空間となってましたので体験前にも行かれると安心だし、高まります
トイレ近いんだよ勢の私は3時間という体験途中にトイレに行きたくなりスタッフさんに場所を聞いたらここを教えられました。
そうなんです。体験途中にも自分の都合でここに戻って来てトイレ行けますので!!
ぷち情報でした。
さて、しばらくすると案内人らしき方が登場し、この舞台(と言っていいのか?)の説明をしてくれます。
英語で。当たり前ですが、「英語」で(笑)
受付で1枚のトランプを渡されているのですが、その番号を呼ばれた人はエレベーターホールへ向かうように指示されるようです。
体験したのに「したようです」とは??とお思いの皆様方!
私リエナ、全くこの英語聞き取れませんでした
ですがしっかりちゃっかり事前にこの作品の流れをNY仲間やネットで出来る限り情報収集しまくっていたので、全く聞き取れなくても人の流れに沿って左手に向かいます(流されます!)
ここで「英語ガチでわかんないんだよ勢」の皆様に朗報です☆
《トランプの番号ですが、全く確認とかされませんでした!》
なので、とにかく流されてOK(笑)本来はあかんだろうけれど、しょうがないじゃな~い!!
悪気はないんだよおおおお!!!!!
するとそこで別の案内人のお姉さんが登場し、白いマスクが全員に手渡されます。
参加者はこの白いマスクをしている間は一切のおしゃべり禁止。
お友達とも当然禁止。
全員がマスクをしているので人種もわからなくなる。
そして黒いマスクをしているのがスタッフさん。
参加中に気分が悪くなったり、トイレに行きたくなったりしたら黒いマスクの人を見つけて相談できる。
館内アチコチ動き回りますが、たいてい見渡すとスタッフさんが気配を消していますが見当たります。
実際私も途中でトイレに行った!
説明が終わるとエレベーターに乗せられます。
そして適当に降ろされます!3階で降ろされる人、5階の人とか適当に。
適当にだから友達やカップルと来ていても引き裂かれます
むしろ引き裂かれた方が良い。
一緒に行動はかなりハードル高くなる。
何故なら走るから。狭い所を全速力で(オーバーではない)
でもまあ、一人参加で最初から一人の私も不安で仕方なかった。
だから仲間と来ていて引き裂かれたらもっと不安になるかも?
そんな私が降ろされたのは人気のない階・・・。
いやマジで人が・・・いない・・・。
墓場みたいな場所で・・・。
この体験型オフブロードウェイは『マクベス』をもとにした作品(もうひとつ『レベッカ』というのももとにしてると後で知りました)で、それに近い登場人物(キャスト)が館内のあらゆる場所に出没して演技を繰り広げていくので、兎にも角にもまずは役者さんに遭遇しなければ話にならないわけ。
ちなみに、参加者の私達は白いマスクをしていますが、役者さんはもちろんマスクなし。
なのでマスクをしていない人が居たらそれがキャストさんということになる。
さらにキャストは基本台詞なし
はい!英語力なくても大丈夫だね~
(ただし、スペシャル体験させてもらえるラッキーな参加者さんは英語で話しかけれらる。スペシャル体験したいけれど英語わかんないから・・・とか捕らぬ狸の皮算用・笑)
でね、その遭遇しなければならないキャストさんが見つからないわけ10分くらい彷徨っても参加者にも遭遇しないわけもう不安MAX 泣きそう 本気で途方に暮れ始めた
で、なんとか遭遇したのがナース服を着たキャストさんだった。
でもこのナースさんはメインキャラじゃないからあまり動きがなくて・・・(実はこのナースさんはスペシャル体験発動してくれる人だと後で知って泣く!)しばらく眺めていたけれど時間がもったいないと思ってしまい別のキャストを探しに移動。
その後はそれなりにキャストに遭遇してそこそこ見ることができた(と思っていた)。
前回の記事で書いたように、この作品は3時間で3回同じことが繰り返される。
基本、キャストさんについていくシステムなので、1時間ぐらいたった頃にちゃんと大広間に一度全参加者が集合できるつくりになっています。
そして、また改めてキャストがアチコチに散らばっていくので2回目以降は『今度はこの人についていこう!』と最初から目的をもって行動することがある程度可能になります。
私もそれなりに見て回れたつもりだった。
でもね、3時間という長丁場。しかもたまたま私が参加した回は参加者が少なめだったので、人との遭遇率自体が少なくて途中で『私は無事にここから出ることができるの?もしかしたら終了しても私はスタッフさんに見つけられなくてここが閉館して真っ暗闇の中取り残されたりしない!?』とガチで疑心暗鬼に。。。
まあ、そんなことはないと今なら言えますが
ある意味無事に体験終了したらパンフ買って荷物を受け取って帰宅。
なんだけど・・・私はモヤモヤしていた。
何が楽しいのかがまっっっっっっっったくわからなかったから
内容が理解できないであろうことは最初からわかっていた。
けれどもそういう問題ではなく、観られると思っていたようなシーンには遭遇しなかったから。
これはおかしい・・・。何かがおかしい・・・・。
あんなに皆がお薦めしていたのにこれはおかしい。
モヤモヤを抱えたまま宿に戻り検索開始。
やはり私は観られるシーンを観られていないらしいと気がついた
そうなると次なる行動はただ一つ
もう一度体験するしかない
こういう時一人旅だとスケジュールの変更ができるのが利点
急遽もう一回体験することにした
肝心のチケットは希望日のみ取れることが判明したので即おさえた。
チケ購入方法を教えてもらっていて本当に良かったと心底思ったよおおお
(今はネットで買い方とか載せてるところがあるけれど当時はなかった)
この日の夜は落ち込みと悔しさという状態から、やる気ムンムンへと変わる異様な夜でありましたとさ
さて、リベンジ成功なるか
「体力の限界です!」なんて何かの引退会見のセリフかのごとく撃沈していた昼間の私。。。
実は今まで以上に体力温存していたのには訳があった
それはNY好きの間で数年前から話題になっていたオフブロードウェイに参戦するためでした
『観劇』じゃなく『参戦』?
そう思ったそこのあなた ですよね~ そう思いますよね~
しかし前回のNYで【フェルザブルタ】(記事はコチラ)で体験型オフブロードウェイの魅力にハマった私はもう一つの体験型オフブロードウェイであるコレの存在を知ってしまったら居ても立っても居られない状態になったのは致し方ないのだ(笑)
年々ビビりになっていく私は会場の写真を撮れなかったので(ヘタレ!私のヘタレ!!)会場付近の写真でやや人気がない場所に行くのね?と思ってください
その体験型(参加型)オフブロードウェイの名前は【Sleep No More(スリープ・ノー・モア)】
HPを見てもらえばなんわかると思うのですが、おどろおどろしいです
すでに少しだけ触れましたが場所も人気の少なくなるエリアにあるので行くのが怖いと思う方も多いかもしれません。
駅近でもないんだよね・・・私でさえ少し怖いかな?と思ったもの・・・。
不安な方は行きは良くても帰りはタクシーとかもありだと思います。
会場となる場所は一般的な劇場・・とは違います。
なんと1930年代に開業予定だった本物のホテルが第二次世界大戦の影響で開業することなく廃業となってしまったいわゆる《廃ホテル》を劇場として使用しているのです
はい!もうこれだけで怖い
なんかマジで出そう
グーグルマップさんを頼りに会場近辺に到着すると、行列があるのでここだね!とすぐにわかる。
通常舞台だとマチネとソワレとか開始時間は1回か2回ですよね。
でもこの作品は15分おきごとに5回ほど開始時間がある。
実はトータル3時間の作品なのですが、その3時間の間に3回同じことが繰り返されるのです
なので、一番早い時間に来たら3回観られるし、一番遅い時間だと2回とかになる。
でも値段は同じ。なら早い方がいいじゃない?
だがしかし!だがしかしなのだ!!
最初に私が「体力温存」と言っていたのを覚えておられるだろう?
そう。なんとこの作品・・・座席はない。
約6階ある廃ホテルが舞台のコレは、そのホテルの中にある約100もある部屋の中を15名ほどの役者さんたちがあらゆる場所で演技を繰り広げていき、それを観客である我々が好き勝手に追いかけるというまさに究極の《体験型(参加型)》のオフブロードウェイなのです
なので「フルに楽しむためには3時間テーマパークを走り回る感じになる」といえばなんとなく伝わるでしょうか
私は勿論一番早い回のチケをおさえた。
ネットで購入すると返信がくるのでその画面を見せられる状態にしておくと良いです。
あと、ID確認があるのでパスポートも必須。
ちなみに私は原本持ち歩くのは不安なのでコピー持参しましたが全く問題ありませんでした。
ですがご心配なら原本持参で。
でえ、なんと私も最近知ったのですが、同じ回なら例えば19時のチケが完売で20時しか購入できなくても19時に行っても入れるらしいです
逆に19時回購入していたけれど遅刻しちゃった!とかでもOKらしい(笑)
確かに列は一列しかなかったし、ただただ並んだ順番に中に入れられた。
IDや予約№の確認が済むと手の甲にスタンプが押されます。
もうテンションアゲアゲよねぇ
列を進むとまさにホテルのチェックインな受付に到着。
そこでスタンプの確認をされ中へ。
そこにはクロークがあるので荷物がある人は預ける必要があります。
預けるには$4かかる。事前に準備しておきましょう。
カバンなどの荷物はいっさい持ち込み禁止です。
なのでできればポッケがある洋服がベスト
のちにカードか少額の現金が必要になる可能性もあるのでそれが入れられる程度にはしておいた方がよいかと。
あと、本気で汗をかくのでハンカチもね!
荷物を預けるとはいってもコインロッカーではないので正直不安でしたが私は大丈夫でした。
もうこれは信用するしかない!
信用できないならそもそも荷物持って行かないように。
あ、荷物受け取りようの札もポケット入れないとなのであしからず。
さ!前置きはこのぐらいで。
次はいざ潜入