1-1からの続きです。
道の駅には人が結構いましたが、そこを離れると、どれだけ車を走らせても、道には私たちの車しかいません。
たまに対向車とすれ違う程度です。
休日なのにこんなに空いているなんて。朝から雨だから?
車は湖畔沿いの道を通って行きます。紅葉がきれいで、その度に車を停めて降りて見ます。
ヒロポンは、本格的な一眼レフカメラを持っていて、風景そしてカピパラさんを撮影しています。
あちこちの紅葉に3人で感動しているため、なかなかダムにたどり着けません。
○ ダムと噴水
それでもとうとう七ヶ宿ダムに到着しました。
「一週間ぶり」とヒロポンがつぶやきます。通い詰めているダム野郎がここに(笑)。
ここにはアイザワさんのような解説員はいなかったので、説明会に参加したばかりのヒロポンの解説を聞きました。
かなり詳しく押してもらえます。ヒロポン、失業してもここで雇ってもらえるね!
毎時間ごとに噴水が上がるそうなので、すこし待ってみます。
2時ちょうどに、水が吹き上がりましたー!
高さは77m。七ヶ宿にちなんでいるそうです。
一番高い噴水が、月山ダムで112m。この112は、湖底に沈んだ戸数で、竣工日も11月2日だったそうです。
みんな、数字にこだわるんですね。
2番がフランスのダムで、3番がここだとか。
そう考えると、日本のダム技術って、すごいんじゃないですか?
スイスのレマン湖で見た噴水を、思い出しました。
観光客向けのパフォーマンスかと思いきや、そうではなくて、ダム湖の水をかき混ぜる効果があるんだそうです。
「5分間の放水で、そのうち縦と横にも水が出るよ」
いかにもその通りでした。さすがダム野郎!(褒め言葉)
ここでもダムカードをもらえました。わあ、この日で2枚ゲットー!
アイザワさんの言ったことは、間違っていませんでした。
○ 龍の右目の里へ
自然の中のダムを満喫した後、今度は町へと戻ります。
白石へ向かいました。ずーっと来たかったんですが、なかなか機会がなかったんですよね。
2年半前に宮城を訪れた時にも、白石蔵王駅で新幹線を降りて、お城を見学してから仙台経由で多賀城に行く予定でした。
でも、友人たちに「待ちかまえているから、仙台にも寄らずに多賀城にまっすぐおいで」と言われて、どこにも寄り道せずに行ったのでした。
ここは戦国時代に、伊達政宗の右腕として活躍した片倉小十郎の居城。
やはり歴女として、訪れたい場所なのです。
○ シロクロード
お城への道が「城来道路(シロクロード)」と名付けられていました。
え?シルクロード?ん、違う?
目を白黒。舌を噛みそう!
両脇の2人が同時に謎の言葉を発したと思ったら、それぞれが中国語で読んだようでした。
仲がいい2人~。
小高い丘の上に白石城はありました。
新しいものですが、雰囲気は十分。一国一城の夢にひたれます。
龍の右目のお膝元~!
ところで龍の右目って言って、みんなわかるのかしら?
○ 賊にはあらず
歴史ミュージアムで、シアター「賊にはあらず」を観ました。
3人それぞれ違う画像のチケットでした。
3-Dグラスをかけたので、戦いの場面がとてもリアル。
銛がまっすぐこちらに飛んできたときには、思わず(やられる!)と避けそうになりました。
これは、奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)とその後の片倉家の苦労を描いたドラマでした。
奥羽越列藩同盟とは、戊辰戦争中に陸奥国(奥州)、出羽国(羽州)、越後国(越州)の藩が、新政府の圧力に対抗するために結成された同盟のこと。
同盟を結んで結束したものの、新政府軍に負け続け、最後に会津が壮絶な敗北を期して、新政府軍の世となりました。
まさに、勝てば官軍、負ければ賊軍。
明治新政府軍にはむかったということで、賊軍と呼ばれて責を問われた幕末の片倉家。
家臣たちは北海道へ移住することになりましたが、道中のお金もないため、片倉家は白石城を南部氏に売ったそうです。
華やかな戦国時代の活躍なら知っていましたが、その後明治への移行時期に、そんな大変な苦難を背負っていたとは。
観終わった後、3人ともしばし無言に。
かなりシリアスで、考えさせられる映画でした。
白石は栄えた土地だと思っていましたが、徳川時代には大変な思いをしたんですね。
それにしても、家臣が城を持つって、不思議だなあと改めて思います。
それほど、伊達家からの信頼は厚いものだったのでしょう。
○ one-eyed dragon
「お土産売り場に仇討ちまんじゅうが売られているよ」と聞いて、行ってみました。
仇討ちまんじゅうって、なんでしょうね?
なんでもお饅頭の中に、ひとつだけ辛いものが混ざっているそうです。
それ、ロシアンルーレットや!
さらに、仇討ちクッキーもあるそうです。
新橋の切腹最中を思い出しました。
白石の名物なんだそう。買おうかな。
でも、あとで3人で食べたら、絶対ぎくしゃくしそう(笑)、
お土産にしたら「こんな辛いものを食べさせるなんて!」と恨まれて、仇討ちされる恐れも・・・。
武将コーナーに熱気ムンムンで群がっていた、いかにもな歴女たちが去ってから、グッズをチェックしました。
館内に大きな戦国BASARAのプレートがあるように、グッズも豊富です。
武将ごとの缶ドリンクは、もちろんながら、小十郎バージョンが一番の売れ行きでした。
「まあ、ここで真田幸村缶が売り切れててもねえ」確かに!
政宗グッズも売られています。
「独眼竜 one-eyed dragon」と書かれたクリアファイルを見つけて、一瞬考えたのちに、3人で大笑いしました。
ワンアイドドラゴン!なるほどね~!でもあまりにも直訳ー!
ワンナイトカーニバルのようなネーミングです。
自分用に、カープレートを選びました。
前に忍城の武将祭りで、伊達政宗バージョンを見かけて、気になっていたもの~!
活用しようっと。車は持ってないけど、なんとかして(笑)。
○ 白鳥飛来地
この辺りには、すでに白鳥が飛来しているそう。
「見たい?」「見たい!!!」
白鳥のいる湖に連れて行ってもらいました。
静かでのどか。白鳥のほか、水鳥たちがたくさん浮かんでいます。
今いるのはまだ先発隊で、寒くなるにつれ、もっと大勢の白鳥がやってくるそうです。
私たちの姿を見つけて、みんな警戒するかと思いきや、逆にまっすぐこちらに向かってきました。
ごめーん、餌は何も持っていないのよ。
それがわかると、みんな(なーんだ)とばかりにクルッと引き返していきました。
静かですが、時々川の向こうをゴトゴトと音を立てて電車が通って行きます。
東白石駅があるようです。
さっちゃんは、おもしろいポスターをチェックするのが好き。
優雅な白鳥よりも、この看板のほうが気になるようでした。
静かできれいな川に不釣り合いなタッチ。
水よりカッパのやぶにらみに危険を感じるような・・・。
○ 遠刈田温泉 まほろばの湯
この辺りは遠刈田温泉郷。
ちょうどできて1年という「まほろばの湯」に入りました。
硫黄のにおいがする、いいお湯につかって、気持ちよくなりました。
さっちゃんと、たくさんおしゃべりをしては、のぼせそうになって上がって涼みます。
お風呂をあがって気持ちよくなったので、館内の「くぬぎ庵」で夕食にしました。
私は親子丼。
中国に赴任していたので、二人とも中国語が読めます。
日本語を中国語読みしてみたり、楽しそう。
「芸術」の中国語が、全然芸術っぽくなくて、驚きました。
さっちゃんは、最初は「芝木(しばき)」だと思ったそうです。
「藝」を易しくした字が、日本では「芸」になり、中国はまた違う字になったからだとのこと。
「術」は、両脇をとって真ん中を残したものでした。
なるほど。そう思うと納得できます。
「開く」の字も、門構えをとるのだそうです。
○ ヨークベニマル
帰り道で、ヨークベニマルに寄りました。
そう、宮城に来た時、イトーヨーカドーとはちょっと違う、青ではなく緑に赤のカラリングに驚いたものです。
ここではセルフレジでのお買い物。
去年和歌山のイオンで初体験したきりだったので、ワクワクしながら見守りました。
帰っておしゃべりをしていたら、12時過ぎてしまいました。
その日のうちに寝ておかないと、早起き族は朝がたいへん。
おやすみなさーい。
2-1へ続きます。
● 初めての宮城、懐かしい宮城 index
道の駅には人が結構いましたが、そこを離れると、どれだけ車を走らせても、道には私たちの車しかいません。
たまに対向車とすれ違う程度です。
休日なのにこんなに空いているなんて。朝から雨だから?
車は湖畔沿いの道を通って行きます。紅葉がきれいで、その度に車を停めて降りて見ます。
ヒロポンは、本格的な一眼レフカメラを持っていて、風景そしてカピパラさんを撮影しています。
あちこちの紅葉に3人で感動しているため、なかなかダムにたどり着けません。
○ ダムと噴水
それでもとうとう七ヶ宿ダムに到着しました。
「一週間ぶり」とヒロポンがつぶやきます。通い詰めているダム野郎がここに(笑)。
ここにはアイザワさんのような解説員はいなかったので、説明会に参加したばかりのヒロポンの解説を聞きました。
かなり詳しく押してもらえます。ヒロポン、失業してもここで雇ってもらえるね!
毎時間ごとに噴水が上がるそうなので、すこし待ってみます。
2時ちょうどに、水が吹き上がりましたー!
高さは77m。七ヶ宿にちなんでいるそうです。
一番高い噴水が、月山ダムで112m。この112は、湖底に沈んだ戸数で、竣工日も11月2日だったそうです。
みんな、数字にこだわるんですね。
2番がフランスのダムで、3番がここだとか。
そう考えると、日本のダム技術って、すごいんじゃないですか?
スイスのレマン湖で見た噴水を、思い出しました。
観光客向けのパフォーマンスかと思いきや、そうではなくて、ダム湖の水をかき混ぜる効果があるんだそうです。
「5分間の放水で、そのうち縦と横にも水が出るよ」
いかにもその通りでした。さすがダム野郎!(褒め言葉)
ここでもダムカードをもらえました。わあ、この日で2枚ゲットー!
アイザワさんの言ったことは、間違っていませんでした。
○ 龍の右目の里へ
自然の中のダムを満喫した後、今度は町へと戻ります。
白石へ向かいました。ずーっと来たかったんですが、なかなか機会がなかったんですよね。
2年半前に宮城を訪れた時にも、白石蔵王駅で新幹線を降りて、お城を見学してから仙台経由で多賀城に行く予定でした。
でも、友人たちに「待ちかまえているから、仙台にも寄らずに多賀城にまっすぐおいで」と言われて、どこにも寄り道せずに行ったのでした。
ここは戦国時代に、伊達政宗の右腕として活躍した片倉小十郎の居城。
やはり歴女として、訪れたい場所なのです。
○ シロクロード
お城への道が「城来道路(シロクロード)」と名付けられていました。
え?シルクロード?ん、違う?
目を白黒。舌を噛みそう!
両脇の2人が同時に謎の言葉を発したと思ったら、それぞれが中国語で読んだようでした。
仲がいい2人~。
小高い丘の上に白石城はありました。
新しいものですが、雰囲気は十分。一国一城の夢にひたれます。
龍の右目のお膝元~!
ところで龍の右目って言って、みんなわかるのかしら?
○ 賊にはあらず
歴史ミュージアムで、シアター「賊にはあらず」を観ました。
3人それぞれ違う画像のチケットでした。
3-Dグラスをかけたので、戦いの場面がとてもリアル。
銛がまっすぐこちらに飛んできたときには、思わず(やられる!)と避けそうになりました。
これは、奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)とその後の片倉家の苦労を描いたドラマでした。
奥羽越列藩同盟とは、戊辰戦争中に陸奥国(奥州)、出羽国(羽州)、越後国(越州)の藩が、新政府の圧力に対抗するために結成された同盟のこと。
同盟を結んで結束したものの、新政府軍に負け続け、最後に会津が壮絶な敗北を期して、新政府軍の世となりました。
まさに、勝てば官軍、負ければ賊軍。
明治新政府軍にはむかったということで、賊軍と呼ばれて責を問われた幕末の片倉家。
家臣たちは北海道へ移住することになりましたが、道中のお金もないため、片倉家は白石城を南部氏に売ったそうです。
華やかな戦国時代の活躍なら知っていましたが、その後明治への移行時期に、そんな大変な苦難を背負っていたとは。
観終わった後、3人ともしばし無言に。
かなりシリアスで、考えさせられる映画でした。
白石は栄えた土地だと思っていましたが、徳川時代には大変な思いをしたんですね。
それにしても、家臣が城を持つって、不思議だなあと改めて思います。
それほど、伊達家からの信頼は厚いものだったのでしょう。
○ one-eyed dragon
「お土産売り場に仇討ちまんじゅうが売られているよ」と聞いて、行ってみました。
仇討ちまんじゅうって、なんでしょうね?
なんでもお饅頭の中に、ひとつだけ辛いものが混ざっているそうです。
それ、ロシアンルーレットや!
さらに、仇討ちクッキーもあるそうです。
新橋の切腹最中を思い出しました。
白石の名物なんだそう。買おうかな。
でも、あとで3人で食べたら、絶対ぎくしゃくしそう(笑)、
お土産にしたら「こんな辛いものを食べさせるなんて!」と恨まれて、仇討ちされる恐れも・・・。
武将コーナーに熱気ムンムンで群がっていた、いかにもな歴女たちが去ってから、グッズをチェックしました。
館内に大きな戦国BASARAのプレートがあるように、グッズも豊富です。
武将ごとの缶ドリンクは、もちろんながら、小十郎バージョンが一番の売れ行きでした。
「まあ、ここで真田幸村缶が売り切れててもねえ」確かに!
政宗グッズも売られています。
「独眼竜 one-eyed dragon」と書かれたクリアファイルを見つけて、一瞬考えたのちに、3人で大笑いしました。
ワンアイドドラゴン!なるほどね~!でもあまりにも直訳ー!
ワンナイトカーニバルのようなネーミングです。
自分用に、カープレートを選びました。
前に忍城の武将祭りで、伊達政宗バージョンを見かけて、気になっていたもの~!
活用しようっと。車は持ってないけど、なんとかして(笑)。
○ 白鳥飛来地
この辺りには、すでに白鳥が飛来しているそう。
「見たい?」「見たい!!!」
白鳥のいる湖に連れて行ってもらいました。
静かでのどか。白鳥のほか、水鳥たちがたくさん浮かんでいます。
今いるのはまだ先発隊で、寒くなるにつれ、もっと大勢の白鳥がやってくるそうです。
私たちの姿を見つけて、みんな警戒するかと思いきや、逆にまっすぐこちらに向かってきました。
ごめーん、餌は何も持っていないのよ。
それがわかると、みんな(なーんだ)とばかりにクルッと引き返していきました。
静かですが、時々川の向こうをゴトゴトと音を立てて電車が通って行きます。
東白石駅があるようです。
さっちゃんは、おもしろいポスターをチェックするのが好き。
優雅な白鳥よりも、この看板のほうが気になるようでした。
静かできれいな川に不釣り合いなタッチ。
水よりカッパのやぶにらみに危険を感じるような・・・。
○ 遠刈田温泉 まほろばの湯
この辺りは遠刈田温泉郷。
ちょうどできて1年という「まほろばの湯」に入りました。
硫黄のにおいがする、いいお湯につかって、気持ちよくなりました。
さっちゃんと、たくさんおしゃべりをしては、のぼせそうになって上がって涼みます。
お風呂をあがって気持ちよくなったので、館内の「くぬぎ庵」で夕食にしました。
私は親子丼。
中国に赴任していたので、二人とも中国語が読めます。
日本語を中国語読みしてみたり、楽しそう。
「芸術」の中国語が、全然芸術っぽくなくて、驚きました。
さっちゃんは、最初は「芝木(しばき)」だと思ったそうです。
「藝」を易しくした字が、日本では「芸」になり、中国はまた違う字になったからだとのこと。
「術」は、両脇をとって真ん中を残したものでした。
なるほど。そう思うと納得できます。
「開く」の字も、門構えをとるのだそうです。
○ ヨークベニマル
帰り道で、ヨークベニマルに寄りました。
そう、宮城に来た時、イトーヨーカドーとはちょっと違う、青ではなく緑に赤のカラリングに驚いたものです。
ここではセルフレジでのお買い物。
去年和歌山のイオンで初体験したきりだったので、ワクワクしながら見守りました。
帰っておしゃべりをしていたら、12時過ぎてしまいました。
その日のうちに寝ておかないと、早起き族は朝がたいへん。
おやすみなさーい。
2-1へ続きます。
● 初めての宮城、懐かしい宮城 index
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