ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

雉、孤高なり

2019年05月22日 20時54分10秒 | 日記

 去年3月に退職した職場から先日電話が来た。曰く、社会保険料の個人負担分を去年4月に払って貰ったが、後日戻したので、目下損金扱いになっている。覚えているか。
 もう一度4万いくらを払えと言いたいらしい。1年前の、それも現金が絡んでいるのに全く覚えが無かった。電話の後で家計簿を確認したら、「4月某日、現金4万いくら支出」の記録があった。個人負担金なら戻す理由はないし、手違いで戻してくれたのなら振込だろうが、銀行の通帳には何も無い。
 その旨を伝えてしばらくの後、社の口座に入金していたとの謝罪電話が来た。戻したと主張した担当者は私より10歳は若いはずだ。そんなことで大丈夫なのかと古巣が心配になった。
 去年の4月は色々と取り紛れていたのは確かだが、全く記憶から消えていたのは恐ろしい。明らかに詐欺被害予備軍の一員になった。

 買い物に毎日行くのは時間の無駄かも知れないが、自転車で農道を走るのは気分がいい。
 帰り道、雉の一声。何度か見掛けた雉が現れた。

 一度やり過ごしたが、

 逃げる様子がないので歩いてゆっくり後戻りした。いつものお立ち台、お気に入りらしい。

 5mくらいに寄ったら、慌てる風もなく草むらに消えた。

 淋しくないか?