
「すっごく香りがいいわよ~」と親友に薦められてお迎えした薔薇です。
そうそう、栗の渋皮煮の得意なT子ちゃん♪
T子ちゃんの家は、切り花の出荷をしているの。
30個余りのビニールハウスと露地で栽培しています。
それも夫婦ふたりだけで頑張っています。
引っ越す前の親友でした。
最後に会った時、一緒に花の苗の植えつけを手伝ったことがありました。
商売となるとお花も
「綺麗でしょ~?ドキドキするよねーっ!」なんて呑気なことばかり言っていられません。
競りに出された花は、(私の知る範囲では)一本120円から5円の幅があったことを記憶しています。
同じように丹精したお花なのに、花の栽培農家さんも可哀そうだと思いました。
そんな、いいとき悪い時を真っ直ぐに現実として受け止めて暮らしている
T子ちゃんも薔薇が大好き。
年に数回の電話では、薔薇の話で盛り上がるんです。
忙しくしているT子ちゃんに、一体いつ電話をかけていいのか迷ってしまいます。

段々開いてきましたよ。
白いバラはどこか気品があって素敵ですぅ。
「薔薇ってね、満開よりも開き始めてきた時のほうが香るのよ」って教えてくれました。
鼻を近づけては、T子ちゃんも香っているのかな~?と思うのですよ。

まだまだ株が小さいのですが、一生懸命咲いています。
左側の細長い枯れたような葉はカレックス。
(最初からこんな色なの。うまい名前をつけたものですよね。)
右側の赤褐色の葉も庭が締まって見えていいのよね。
テラスのワイン樽で作った植木鉢に寄せ植えをしたのですが、そこにも
これを入れてあります。
イギリス 1977年