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愛を求めて、何処までいく--地の果てまで。
2006年/フランス/102分
監督・脚本・音楽:トニー・ガトリフ
音楽:トニー・ガトリフ、デルフィーヌ・マントゥレ
出演:アーシア・アルジェント、アミラ・カサール、ビロル・ユーネル
『愛より強い旅』に続くトニー・ガトリフの作品は、フランスからトランシルヴァニアへと突然消えた恋人を追っていくジンガリナの旅とその地で出会うチャンガロとの・・音楽と人とトランシルヴァニアという土地とで紡ぎ出される物語。
ひたすら激情型であるジンガリナと、どこか人生斜に生きてるみたいな疲れた中年チャンガロが出会うこと自体が奇跡のような(ま、それが映画よね~)、そしてベッドで眠る母と幼子の平和な寝顔に仄かに希望を感じさせる終末に安堵を覚える。
とにかく、全編音楽に彩られ、音楽が主体となって物語が語られる~
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しかしあの熊の人形は可愛かったなあ~、本物の熊に出会った場面もその状態とのギャップに笑えたしぃ~!!
ただ、この日フィルムが2本目に変わって以降の後半がそれまで合っていたピントが合わない状態でずう~っと映されて、はなはだ興がそがれちゃったですよ
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