今年の私の大きな出来事は、宝塚歌劇との出会いでした
5月に宙組の2019年公演「El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-」と「アクアヴィーテ!!~生命の水~」をテレビ見て、すっかりはまってしまった私。
11月からの全国ツアーでアクアヴィーテをすると知り、「見たい!!!」と思いましたが大阪のチケットは取れず・・・
ツアーで回る九州、沖縄には行くことはできなかったけど、12月4日福岡公演のライブ配信があり見ることができました。
[バロンの末裔]
貴族階級の支配が崩れ去った20世紀初頭のスコットランドが舞台。
男爵家に生まれた男(エドワード:真風涼帆さん)が、双子の兄(ローレンス:真風涼帆さん)の婚約者(キャサリン:潤 花さん)への叶わぬ想いを胸に抱きながらも、愛する土地と人々を守る為、貴族的な潔さでダンディに生き抜く姿を描いた物語です。
切なすぎる物語で、涙ポロポロでした。
小さいころから一緒に育ってきたローレンス、エドワード、キャサリン。
キャサリンはエドワードのことが好きですが、エドワードは家を出て軍人になっています。
ずっと好きだったエドワードと一緒にいたいために、ローレンスと一緒にいるキャサリン。
エドワードとキャサリンはお互い想い合っていることが分かります。
でも、キャサリンはローレンスの婚約者になっていて、一緒にはなれません。
ローレンスを捨てて2人が一緒になるなんてことは、この2人にはできません。
そういう道しかなかったのかなぁと思います。切ない…
そして私が感動したのは、愛する土地が誰かの手に渡り、その土地がめちゃくちゃにされたり人々の暮らしが脅かされたりしないように、自分が守るという強い意思です。
ローレンスとエドワードのボールトン家は、ローレンスが相場に手を出して失敗し、その借金のせいで土地を手放さなければならない状態でした。
屋敷で働いている人も辞めてもらわなければなりません。
実はボールトン家の領地には石炭が眠っています。
そのことを2人は知りませんでしたが、父の代に見つけ住民にだけ採掘権が与えられていました。
それは他の人の手に渡り、採掘によって人々の暮らしが脅かされるのを防ぐためでした。
採掘権を売れば借金は返せます。でもこの土地や人々の暮らしはどうなってしまうのでしょう。
エドワードは銀行に投資させ屋敷をホテルにし、屋敷で働いていた人たちをホテルのスタッフに。
ホテル経営を夢見ていた友人を支配人に。
ローレンスとキャサリンはともにホテル経営。
みんなの幸せな顔を見届けて、エドワードは一人去っていきます。
エドワードの幸せを願わずにはいられませんでした。
[アクアヴィーテ!!~生命の水~]
香り高く、味わい深い、大人の飲み物ウイスキーをテーマにした香り豊かな世界のショーです。
写真のポスターはアクアヴィーテのものですが、ご覧の通りキラキラ華やかです。
真風さんの大人のカッコよさ全開です。
皆さんがシャンパンゴールドの衣装で踊るものだから、ステージが華やかで眩しいほど。
途中、トップさんと二番手さんと三番手さんがキザなセリフを言うところがあるのですが、
今回はツアーだったのでご当地バージョンになっていたようです。
私が見たのは福岡公演だったので、福岡バージョン。
うろ覚えなのですが、
「あなたの髪は博多ラーメンのようにツヤツヤしている。」
「あなたの耳たぶはモツのようにぷりぷりしている。」
「あなたのおでこは辛子明太子のようにピンク色だ。」
かっこいい男役さんが真顔で言うもんだから大爆笑でした。
前の公演では
「あなたの唇はもぎたてのいちごのように真っ赤に濡れている。今夜はあなたのストロベリーパフェを僕にテイクアウトさせてください。 」
「あなたのほっぺは生まれたてのベイビーのようにピンク色だ。今夜は僕が眠るまで、あなたの膝の上で抱っこしてください。」
「あなたの瞳に映る僕は、美しさに震える子犬のようだ。紫の鎖に繋がれて、あなたの夢の中をお散歩したい。」
このセリフを客席に降りて一人のお客さんに言ってました。選ばれた人は嬉しいのか、恥ずかしいのか。
歌もダンスも本当に素晴らしいショーでした。
初めて見た時もアクアヴィーテの歌が頭にこびりついて離れなかったのですが、今回も知らないうちに歌っちゃってます。
それだけ心に残るショーなのだと思います。
あぁ、やっぱり劇場で見たかったなぁ。
5月に宙組の2019年公演「El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-」と「アクアヴィーテ!!~生命の水~」をテレビ見て、すっかりはまってしまった私。
11月からの全国ツアーでアクアヴィーテをすると知り、「見たい!!!」と思いましたが大阪のチケットは取れず・・・
ツアーで回る九州、沖縄には行くことはできなかったけど、12月4日福岡公演のライブ配信があり見ることができました。
[バロンの末裔]
貴族階級の支配が崩れ去った20世紀初頭のスコットランドが舞台。
男爵家に生まれた男(エドワード:真風涼帆さん)が、双子の兄(ローレンス:真風涼帆さん)の婚約者(キャサリン:潤 花さん)への叶わぬ想いを胸に抱きながらも、愛する土地と人々を守る為、貴族的な潔さでダンディに生き抜く姿を描いた物語です。
切なすぎる物語で、涙ポロポロでした。
小さいころから一緒に育ってきたローレンス、エドワード、キャサリン。
キャサリンはエドワードのことが好きですが、エドワードは家を出て軍人になっています。
ずっと好きだったエドワードと一緒にいたいために、ローレンスと一緒にいるキャサリン。
エドワードとキャサリンはお互い想い合っていることが分かります。
でも、キャサリンはローレンスの婚約者になっていて、一緒にはなれません。
ローレンスを捨てて2人が一緒になるなんてことは、この2人にはできません。
そういう道しかなかったのかなぁと思います。切ない…
そして私が感動したのは、愛する土地が誰かの手に渡り、その土地がめちゃくちゃにされたり人々の暮らしが脅かされたりしないように、自分が守るという強い意思です。
ローレンスとエドワードのボールトン家は、ローレンスが相場に手を出して失敗し、その借金のせいで土地を手放さなければならない状態でした。
屋敷で働いている人も辞めてもらわなければなりません。
実はボールトン家の領地には石炭が眠っています。
そのことを2人は知りませんでしたが、父の代に見つけ住民にだけ採掘権が与えられていました。
それは他の人の手に渡り、採掘によって人々の暮らしが脅かされるのを防ぐためでした。
採掘権を売れば借金は返せます。でもこの土地や人々の暮らしはどうなってしまうのでしょう。
エドワードは銀行に投資させ屋敷をホテルにし、屋敷で働いていた人たちをホテルのスタッフに。
ホテル経営を夢見ていた友人を支配人に。
ローレンスとキャサリンはともにホテル経営。
みんなの幸せな顔を見届けて、エドワードは一人去っていきます。
エドワードの幸せを願わずにはいられませんでした。
[アクアヴィーテ!!~生命の水~]
香り高く、味わい深い、大人の飲み物ウイスキーをテーマにした香り豊かな世界のショーです。
写真のポスターはアクアヴィーテのものですが、ご覧の通りキラキラ華やかです。
真風さんの大人のカッコよさ全開です。
皆さんがシャンパンゴールドの衣装で踊るものだから、ステージが華やかで眩しいほど。
途中、トップさんと二番手さんと三番手さんがキザなセリフを言うところがあるのですが、
今回はツアーだったのでご当地バージョンになっていたようです。
私が見たのは福岡公演だったので、福岡バージョン。
うろ覚えなのですが、
「あなたの髪は博多ラーメンのようにツヤツヤしている。」
「あなたの耳たぶはモツのようにぷりぷりしている。」
「あなたのおでこは辛子明太子のようにピンク色だ。」
かっこいい男役さんが真顔で言うもんだから大爆笑でした。
前の公演では
「あなたの唇はもぎたてのいちごのように真っ赤に濡れている。今夜はあなたのストロベリーパフェを僕にテイクアウトさせてください。 」
「あなたのほっぺは生まれたてのベイビーのようにピンク色だ。今夜は僕が眠るまで、あなたの膝の上で抱っこしてください。」
「あなたの瞳に映る僕は、美しさに震える子犬のようだ。紫の鎖に繋がれて、あなたの夢の中をお散歩したい。」
このセリフを客席に降りて一人のお客さんに言ってました。選ばれた人は嬉しいのか、恥ずかしいのか。
歌もダンスも本当に素晴らしいショーでした。
初めて見た時もアクアヴィーテの歌が頭にこびりついて離れなかったのですが、今回も知らないうちに歌っちゃってます。
それだけ心に残るショーなのだと思います。
あぁ、やっぱり劇場で見たかったなぁ。