ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

適齢期

2010年06月03日 | 教えること
6月に入りました。

メルボルンは冬に入りましたが、

昼間は暖かくまだコートは必要ないくらいの季節です。

という事でこのブログも模様替えをします。

でもこのテンプレートはすごく寒々しいですね。
ヨーロッパの冬を思いまします。

さて、この前オーディションを受けた生徒の結果がでました!
一番いい成績ではなかったけど、2番目だったので、まぁまぁですね。
うちのボスに話をしたら、学校で表彰されることになりました

生徒の成長を見るのは嬉しいものです。

来月には3人の生徒がメルボルンのコンクールに出場します。

そのうちの一人はまだ5歳。

でも、素質のある立派な演奏をします。

5歳というとまだ楽器も小さいし、手も小さいので、
余計に神経を使います。
お医者さん?で言ったら小児科→???

ある程度成長した人の悪い姿勢や変な癖は
よく見えるので、すぐに発見し、指摘できますが、
手や音が小さいとその癖も見逃してしまいがちな気がします。
5歳の手ってぐにゃぐにゃどれが癖なのかわからないこともあります。

それでも、その小さな手のちょっとした変な角度で
そのまま練習し続ける事によって、
大きな癖になってどうしようもなくなってしまうこともあります。

その角度をどうやって矯正するか。
5歳には、なかなか難しいです。

ヴァイオリンは3歳からが常識になりつつありますが、
変な癖をつけてしまうよりも、その子に合った時期を見つけて、
始める方がすんなりいくこともあります。