ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ありがとう肩当!

2010年06月19日 | 演奏について
ヴァイオリンには肩当てという付属品がある。

ここ50年で随分普及され、今では、ヴァイオリン演奏の必需品になっている。

私も、ヴァイオリンをはじめた頃から肩当を使っていて、
約25年ずっと疑問を持つことなく当たり前として使っていた。

でも、最近というか、ここ1週間で外してみようかな~という気がして迷っていた。

その理由は、さらにいい音を出したいという欲求と、
尊敬するヴァイオリニストたちがまったく肩当を使ってないという憧れ→単純。。

で、はずしてみたら、昔はまったく肩当なしじゃ弾けなかったのに、
??? いける。。

という事は、首が短くなった??→太った???

でも、洋服を着てると滑る、
肩を出して弾いてみたら滑らないけど、
洋服を着たままだと滑る。。

でもとりあえず、耳元で良く鳴る。

ヴァイオリンを構える位置が低くなるから聞こえる音は以前より大きい。
でも、果たして聞いてる人には変わるのかという事で、
録音したり、人に聞いてもらったら、多少発音がいい。
ちょっとシャープになる感じ。

いろいろな、不安要素を抱え、そのリスクなどを調べて、
決心をつけるまでここ1週間かかった。

そして、今日から肩当をケースに入れないことにした。
代わりに、滑り止めのセーム皮をあてて弾くようにする。

演奏会シーズンまであと3ヶ月弱。
とりあえず、二股かけずに、きっぱり肩当辞めます。

私にとってはかなりの転換期で、慣れるまで体にも少し負担がかかるけど、
挫折しないよ。がんばります。

今まで愛用してきたKUNの肩当さん。
さようなら&ありがとう!