南八ヶ岳花の森公園の北側の奥に鎮座している石尊社
地図を眺めていてずっと気になっていたのですが、ようやく訪れることが出来ました。
まず、この神社への行き方ですがそう簡単には行けません。
①「道の駅南きよさと」からリフトカーに乗車し南八ヶ岳花の森公園を抜けて行く。②リフトカーをスルーし遊歩道を歩き公園経由で行く。③麓の参拝路から登る。
③の麓からの参拝路ですが特に案内も無く登り口が不明です。
リフトカーの添乗員に聞いた話では、以前は整備されていたらしいのですが今は、荒れ果てているそうで①~②を選択した方が無難でしょう。
リフトカー(往復¥400)を利用して、花の森公園へ
園内を抜け北へ
抜けた先に石尊社への案内板があります。(☞マップ参照)
途中鉄塔の手前で二手に分岐しますが左に行き開けた場所に石尊社が鎮座しています。
手前にあるのは、子供奉納相撲の土俵
拝殿
本殿 祭祀:石凝登売(イシコリドメ)命(石凝姥命(日本書紀)・伊斯許理度売命(古事記))
ここでは、石凝登売を“イシノウズメ”と読ませる様です。天岩戸神話一連の中で、鏡を造った神です。
“石尊”と付く神社は実は、北杜市白州町島原にもあって、祀る神様が異なります。白州町の石尊神社は、大山祇命、大和武尊 を祀りいわゆる大山信仰系ですので、なぜここの石尊社だけ異なるのか興味深いところです。
由緒書(写真クリックで拡大します。)
由緒にある新しいご神木
本殿横にあった祠 由緒にある遷座前の元地“篠尾沢山”がどこなのか気になるところですが、信玄公の父である武田信虎が築いた“ 笹尾城”(小淵沢)が別名 篠尾要害と呼んでいた事からこの辺りではないかと思っています。
鳥居?ライト付きの鳥居型オブジェ この神社には、鳥居が一基もありません。ワザワザ鳥居型にパイプを組んでいるところに、氏子達の気になさっている様子を伺い知る事ができます。
さて、ここまで来るのに麓からの参道が気になるところです。
鳥居の先が開けているので、下を覗くと…。
かなりの直登です。ここは、素直に花の公園内から来た方が賢明かと思います。
境内は、ちょっとした広場となっていて空が開けているのでとても気持ちのいい場所です。
【マップ】
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