日々平穏 

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

【古本】鳥居研究本の金字塔『鳥居の研究』と『鳥居考』いずれも初版本をゲット!

2022-12-31 | 鳥居見聞録
今年最後の投稿は「鳥居」で閉めたいと思います。

先日、突然かかってきた友人からの電話

「今、来ている古本屋に「鳥居の研究」の初版本らしき本が3千円で売られておるで!」
「ケースカバー付きで油紙もついておるし、中々程度もいいんとちゃう!?」
「おおっ!出版社「厚生閣」発刊になっとる!?」
「なっとるで!」
「(即答で)買うてきて!」
※大阪弁は、その会話の雰囲気を誇張し文字で表現したものです。ブログ主は関西人ではありません(^^;。

『鳥居の研究/根岸栄隆 1943.2(初版)厚生閣』
第一書房の復刻版は、既に所蔵してましたが、そこはやはり鳥居研究者のはしくれ。初版本ならば、蔵書として欲しいところだっただけに、これは嬉しい一報でした。
そしてめでたく初版本をゲット!発行部数 2000部だったのでですね。これは確かに貴重な一冊

続いて、これはネット徘徊中に偶然みつけたやはり鳥居の研究者にとっては、バイブル的存在で、必読の一冊『鳥居考/津村勇著 1943.12(初版)内外出版印刷出版部』
以前から絶対欲しかった名著でもあり、しかし、なかなか出物がなくずっと探していたのですがこれも¥4,200で、送料を入れると5,000円超えでしたが、これも即効で購入

初版は1943年12月発刊でなんと!「鳥居の研究」と同じ年の発刊。
根岸の方は2月なので10ヵ月ほど早い。
こちらは、なんと!1,000部なので、見つからないわけです。
全体的にヤケやシミが多くカバーも背表紙部分はボロボロでしたが、ラミネート加工を施す予定です。

鳥居本と言えば、最近購入したこの一冊『鳥居大図鑑/藤本頼生 著2019/3((株)グラフィック社』
美しい鳥居の写真図鑑と言った構成ですが、イラストも美しく鳥居研究入門書としては、最適かも知れません。
『鳥居考』は、初めて読みましたがどうしても根岸と比較してしまうのですが、『鳥居の研究』は、アカデミックな体裁で括りも根岸独特のちょっと偏った見方をしている一方『鳥居考』は、もう少し砕けた雰囲気があって読みやすく「八幡鳥居や春日鳥居」の研究者の中でも異論が分かれる鳥居の紹介辺りも、津村はサラッと紹介しているだけでとどめて、深くは言及されておらずこの辺りは、なかなか面白かったです。

今年は、閲覧数がかなり伸び日別のプレビュー数も常に上位の500~800番代をキープしておりました。
来年も懲りずに投稿を続けて参りますので引き続きの閲覧と声援を宜しくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿