続けて「宇佐鳥居」の紹介
宇佐鳥居のあるお社は、全国の八幡神社の総本山とも言われている大分県宇佐市に鎮座する「宇佐神宮」にあるのだが、では、ここの鳥居は全国で見られる「八幡鳥居」とか言えば、実はそうではない。
見るからに他の鳥居とは、一線を画す特徴的な鳥居なのであるが、しいて上げれば
(1)全体が朱塗りであり笠木には屋根が葺かれて反り増しの勾配がかなりあること
(2)島木と貫の間隔が広く貫の端が斜めに切り落とされていること
(3)基本型は、藁座鳥居(根巻鳥居)の亜種型であり藁座には縦に筋目があること
(4)柱にはコロビと黒の台輪があり額束は無し(以前のものにはあったとの情報も)
以上のように、他の鳥居とはかなり異なる特徴を持つ鳥居であることが分かる。
全国で、唯一ここだけに存在する鳥居でもある。
宇佐神宮 一の鳥居 (撮影:2006-03)
同(左)二の鳥居と(右)下宮・高倉社参道の宇佐鳥居 (撮影:2006-03)
同 二の鳥居 (撮影:2006-03)
同 三の鳥居 (撮影:2006-03)
※似通った鳥居は、東京新橋に鎮座する日比谷神社(2009年8月に遷座され鳥居も新たに建て直されたもの)で、見かけているが似て非なるものである。
参考記事:日比谷神社@東京都港区新橋2丁目
宇佐鳥居のあるお社は、全国の八幡神社の総本山とも言われている大分県宇佐市に鎮座する「宇佐神宮」にあるのだが、では、ここの鳥居は全国で見られる「八幡鳥居」とか言えば、実はそうではない。
見るからに他の鳥居とは、一線を画す特徴的な鳥居なのであるが、しいて上げれば
(1)全体が朱塗りであり笠木には屋根が葺かれて反り増しの勾配がかなりあること
(2)島木と貫の間隔が広く貫の端が斜めに切り落とされていること
(3)基本型は、藁座鳥居(根巻鳥居)の亜種型であり藁座には縦に筋目があること
(4)柱にはコロビと黒の台輪があり額束は無し(以前のものにはあったとの情報も)
以上のように、他の鳥居とはかなり異なる特徴を持つ鳥居であることが分かる。
全国で、唯一ここだけに存在する鳥居でもある。
宇佐神宮 一の鳥居 (撮影:2006-03)
同(左)二の鳥居と(右)下宮・高倉社参道の宇佐鳥居 (撮影:2006-03)
同 二の鳥居 (撮影:2006-03)
同 三の鳥居 (撮影:2006-03)
※似通った鳥居は、東京新橋に鎮座する日比谷神社(2009年8月に遷座され鳥居も新たに建て直されたもの)で、見かけているが似て非なるものである。
参考記事:日比谷神社@東京都港区新橋2丁目
大分県杵築市山香町 馬上八幡神社鳥居(URL)この鳥居は藩主が寛文十?年十二月寄進したものです。どう見ても宇佐八幡一の鳥居のコピーですが、石製は珍しいかも
拝見しました。
宇佐鳥居の原型の鳥居ですね。
同神社の由緒を見ると宇佐神宮の古記録にも名前が見られる事から社格に倣い宇佐鳥居を置いたことは想像出来ます。
同鳥居は次ページの記事にも書きましたが、周辺に鎮座する古社にも存在しているのが分かっています。
貫から出ている部分が反り上がっていて製作工程が気になります。
また、新たな発見などわかりましたら是非情報をお寄せ下さい。