続いて訪れたのは京急梅屋敷駅より第一京浜を渡り梅屋敷東通り商店街を東へ。
暫く歩くこと10分ほど。産業道路の弁天神社前交差点角に鎮座する三輪厳島神社の紹介です。
境内の大半が駐車場となっており、産業道路に面しているため喧騒が半端なく立地的にとても残念な神社です。
ですが、ここの由緒を読むと、中々興味深い謂れのある神社である事がわかりました。
由緒(クリックして拡大)
(要約)義経一行の舟が風に押し流され不安に思っていたところ、波の向こうに小高い杜が見えたという。これは神のおわすところだと思いそこへ向かって海上の安穏を祈ると、不思議と波風が治まったそうだ。そこで義経が霊を感じ、この杜を訪ねてみると、社の縁に白蛇が現れたという。これは神の使いで、きっと厳島大神が自分たちの運を守ってくれたのだということで、森を拓き神殿を修理し、また舟をつけたところに注連竹を建てたということである。(以上はこちらより引用)
由緒にあるように義経一行がこの東海道多摩川の渡しを訪れ、たまたま台風で立ち往生したのが治承四年(1180)
ちょうど義経が二度目の平泉に逃避行した時期(1187年)と重なるので、真偽は別としても年代的には辻褄はあうのでおかしくはありません。ですが、各地に幾多も残る義経伝承がこの東京にもあった事は、なかなか興味深いものがあり希有な一社ではないかと思います。
社殿 入母屋造正面千鳥破風軒唐破風付 昭和28年(1953)の再建だそうです。
祭祀:大国主命、伊弉冉尊、市杵島姫命
昭和3年(1928)に三輪神社と厳島神社が合併して現在の三輪厳島神社となったそうです。
※ちなみに三輪神社は、大田区に二社あって堀ノ内三輪神社@大田区大森中と、谷戸三輪神社@大田区大森西にあります。
小じんまりとした小さなお社ですが実は各所に見事な彫刻が施されています。
非常に手の込んだ彫刻です。牙がある彫刻は象だと思います。
厳島神社らしく、こちらは龍に乗る弁財天女です。手には琵琶を持っています。
左右に広がる羽は弁財天のものでしょうか?それとも龍のもの?どちらにしても初めて見るお姿です。
ここは、市杵島姫命(弁財天)をお祭りしていますのでお隣に弁財天社も鎮座しています。
目を引いたのは、これらの溶岩です。富士塚などで良く見る富士山の物だと思われます。
百度石 現在の拝殿との位置関係でおかしいな?と、思っていたら…。
現在社務所が建っている位置が旧社地だったそうです。なるほど!当時は、かなり広大な敷地だった事が伺え知る事が出来ます。
また由緒にもあるように、ここは大森海苔の発祥地でもあり海苔の関連業者から篤い崇敬がある神社でもあります。
さて、続いて訪れたのは六郷橋のたもとに鎮座する通称“落馬止め天神”へ向かいました。
京急六郷土手駅から徒歩三分ほどの場所に鎮座しています。
北野神社 通称“止め天神”何が「止め」なんでしょうか?
答えは?→(画像をクリックして拡大)
参道 境内のすぐ左横は、六郷土手になります。
拝殿 祭祀:菅原道真公
ここで毎月二五日に、開かれている縁日(と、言っても露天などが出るわけでは無く拝殿と授与所が開いている程度の様です。)で、拝殿内の木馬に乗馬体験できるそうです。(こちら(公式ページ)に写真がありました。)
止め天神 奥の細道
いろいろな“止め”にかけてたくさんの絵馬が奉納されていました。
千年石と万年石
由緒(クリックして拡大)
けっこう辺鄙な場所にあるこの神社。しかしながら今でも遠くからわざわざ願掛けに訪れる参拝者が多いそうです。
【マップ】
・三輪厳島神社
・落馬止め天神
暫く歩くこと10分ほど。産業道路の弁天神社前交差点角に鎮座する三輪厳島神社の紹介です。
境内の大半が駐車場となっており、産業道路に面しているため喧騒が半端なく立地的にとても残念な神社です。
ですが、ここの由緒を読むと、中々興味深い謂れのある神社である事がわかりました。
由緒(クリックして拡大)
(要約)義経一行の舟が風に押し流され不安に思っていたところ、波の向こうに小高い杜が見えたという。これは神のおわすところだと思いそこへ向かって海上の安穏を祈ると、不思議と波風が治まったそうだ。そこで義経が霊を感じ、この杜を訪ねてみると、社の縁に白蛇が現れたという。これは神の使いで、きっと厳島大神が自分たちの運を守ってくれたのだということで、森を拓き神殿を修理し、また舟をつけたところに注連竹を建てたということである。(以上はこちらより引用)
由緒にあるように義経一行がこの東海道多摩川の渡しを訪れ、たまたま台風で立ち往生したのが治承四年(1180)
ちょうど義経が二度目の平泉に逃避行した時期(1187年)と重なるので、真偽は別としても年代的には辻褄はあうのでおかしくはありません。ですが、各地に幾多も残る義経伝承がこの東京にもあった事は、なかなか興味深いものがあり希有な一社ではないかと思います。
社殿 入母屋造正面千鳥破風軒唐破風付 昭和28年(1953)の再建だそうです。
祭祀:大国主命、伊弉冉尊、市杵島姫命
昭和3年(1928)に三輪神社と厳島神社が合併して現在の三輪厳島神社となったそうです。
※ちなみに三輪神社は、大田区に二社あって堀ノ内三輪神社@大田区大森中と、谷戸三輪神社@大田区大森西にあります。
小じんまりとした小さなお社ですが実は各所に見事な彫刻が施されています。
非常に手の込んだ彫刻です。牙がある彫刻は象だと思います。
厳島神社らしく、こちらは龍に乗る弁財天女です。手には琵琶を持っています。
左右に広がる羽は弁財天のものでしょうか?それとも龍のもの?どちらにしても初めて見るお姿です。
ここは、市杵島姫命(弁財天)をお祭りしていますのでお隣に弁財天社も鎮座しています。
目を引いたのは、これらの溶岩です。富士塚などで良く見る富士山の物だと思われます。
百度石 現在の拝殿との位置関係でおかしいな?と、思っていたら…。
現在社務所が建っている位置が旧社地だったそうです。なるほど!当時は、かなり広大な敷地だった事が伺え知る事が出来ます。
また由緒にもあるように、ここは大森海苔の発祥地でもあり海苔の関連業者から篤い崇敬がある神社でもあります。
さて、続いて訪れたのは六郷橋のたもとに鎮座する通称“落馬止め天神”へ向かいました。
京急六郷土手駅から徒歩三分ほどの場所に鎮座しています。
北野神社 通称“止め天神”何が「止め」なんでしょうか?
答えは?→(画像をクリックして拡大)
参道 境内のすぐ左横は、六郷土手になります。
拝殿 祭祀:菅原道真公
ここで毎月二五日に、開かれている縁日(と、言っても露天などが出るわけでは無く拝殿と授与所が開いている程度の様です。)で、拝殿内の木馬に乗馬体験できるそうです。(こちら(公式ページ)に写真がありました。)
止め天神 奥の細道
いろいろな“止め”にかけてたくさんの絵馬が奉納されていました。
千年石と万年石
由緒(クリックして拡大)
けっこう辺鄙な場所にあるこの神社。しかしながら今でも遠くからわざわざ願掛けに訪れる参拝者が多いそうです。
【マップ】
・三輪厳島神社
・落馬止め天神
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