![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/16/c06ce89e2db1cd42054aa0baa420c653.jpg)
3月20日からお台場の日本科学未来館で「エイリアン展・・・モシモシ、応答ネガイマス。」が開催されている。
駅のポスター等で以前から、かなり気になっていた企画展だったので、土日の混雑日をハズしウィークデーの木曜日。早速サクラさんと見に行った。
もちろんせっかく行くんなら「プラネタリウムも見ようよ」という事となり朝10時の開館に間に合う様にいざ未来館へ。
科学館に着くと既に100人ほどの列。そうか!?もう春休みが始まっているので子供連れの親子が多い。駐車場には観光バスも見かけた。
ここのプラネタリウムは、500万個の恒星を投影できるとかでギネスにも認定されている程の超高性能なもの。プラネタリウムを見るには、入場券を購入してその券で1日分の整理券を発券するというシステム。以前から一度見てみたいと思っていたが、いかんせん午前中には、予約でいっぱいであきらめていたのだ。
10時開館、企画展¥900のチケットを購入。すぐにプラネタリウムの予約発券機へ移動。ここでちょっとしたトラブル発生。
団体が発券にモタモタしていて10時半の投影時間が迫っていた。
そこに我々の前に並んでいた女性が
「10時半の回に間に合わないんですけど!!」
と一喝。男性の係員は、機転を利かしたつもりだったのだろう
「10時半の回を見られる方は、先に発券しますので前に出てください!」
と一言。もちろん我々も便乗して列の前へ。
ここで前の列に並んでいた女性からクレーム。
「ちゃんと並んでいる私達が何で後ましにされるの!?」
女性の係員も困惑しながら元の列に並ぶよう制していたが、列に並んで待っていたのでは、到底間に合わないのはあきらか。
女性達と係員がもめていた間に、自分達は発券してもらってすぐさま6Fへ。
プラネタリウムは「偶然の惑星」という番組だった。番組自体は「偶然の音楽と偶然の映像」を生物が存在する惑星が存在する偶然性と掛け子供向けにアレンジした内容。まぁ、それなりの内容だったが“二重振り子"のコンピュータシミュレーションは、リアルタイムに設営のコンピュータがシンクロして投影していたもの。描かれた残存図形がカオスのパターンになっていた。
プラネタリウムのその美しさはさすが!ミルキーウェイが完全にシミュレートされ本当の夜空と見間違うほど。あっと間の30分だった。
さて、エイリアン展。
もともとは2005年ロンドンで始まった企画展示で、すでに欧米各国を周り今回アジア初として日本で開催されたもの。
以前、国立科学博物館で「化け物展」をやっていた際もそうだったが、最新科学のこの未来館で「エイリアン展」をやるというのもずいぶん大胆な企画だなぁ。と思っていた。今まで開催された未来館の企画展は、なかなか濃い内容の物が多かっただけに少々困惑気味ではあったが。
ZONE1「空想としてのエイリアン」
入り口を入ってすぐ。あの映画の「エイリアン」が展示されていたのには驚いた。正確には「エイリアンクィーン」スターウォーズに登場したイォークの等身大人形も展示されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1b/facf24319fdef01e4cfcb09eaab08c05.jpg)
「エイリアンクイーン」エイリアンと言ったらまずコレだわな。
ここでいわゆるキワモノ扱いされている「エイリアン」が総動員されていた。人間が想像の産物として生み出した「エイリアン」を映画や童話などを題材として紹介していた。ここでの目玉展示は、なんと言ってもあの宇宙人解剖シーンに登場した「エイリアン」であろう。ガラスケースに入って妙にリアルだった。ミステリーサークルや妖精、UFOも取り上げられていたが、それぞれのコメントがと学会風のノリで笑えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/779284370640581ef07a7baab0665540.jpg)
ロズウェルで墜落した円盤から回収された「エイリアン」ショーケースが揺れるたびにプルプル動く。これがけっこうリアルで薄気味悪さを倍増していた。
ZONE2「科学としてのエイリアン」
ここでは、極限環境に生息する生物を紹介していた。高温環境下や極寒、致死量の放射線内に住むバクテリア。また、深海に住む生物達は、奇妙な姿形をしているものが多い。これらの進化形としてエイリアンいわゆる「地球外生命体」の存在性を紹介していた。ここで意外に思ったのが「科学者達は地球外生命体の可能性」を否定していないことだ。
ZONE3「エイリアンの世界」
科学者たちが科学的根拠に基づき作り出した生命が生存する2つの架空惑星を紹介していた。最新のデータから基づき創造上の2つの惑星『オーレリア』と『ブルームーン』をシミュレートしてそこに住む生物達の生態をスクリーン上でインタラクティブに観察出来るようになっていた。
ZONE4「エイリアンとの交信」
SETIの紹介と現在地球外文明との交信をどのように試みられているかを紹介。ちょっと笑ったのが、現在太陽系を抜け恒星へ向け飛行中のパイオニア10号に積まれている「レコード」もちろん当時の世界各国のメッセージが記録されているのだが、コメント欄に「地球外生命体にこのメッセージが届く前に、果たしてこの地球で再生出来るのだろうか?」とあった。ここ数十年の記録メディアの進化ぶりに改めて感心させられた。またエイリアンへの歓迎文また警告のメッセージを作って送ることが出来る。
その他「ミッション・レポート」というコーナーがあり「ネムリユスリカ」の蘇生実験を行っていた。アフリカの乾燥地帯に住み乾燥状態で休眠し水があると蘇生するユスリカ科の蚊の幼虫。この「ネムリユスリカ」の凄いのは、極温状態、放射線にも耐える。また「クマムシ」という8本足の1mm弱の無脊椎動物がいる。こっちもありとあらゆる状況で、生き延びることができるそうで真空や深海の圧力も大丈夫。強放射線を浴びても生き抜くのだそうだ。そんな極所環境で生き抜く奴なら宇宙環境でも生きてるんじゃないの?という疑問に答え、なんと昨年欧州の実験ロケットに乗せられ宇宙空間にさらされたそうだ。まだ結果は出ていないようだが、たぶんタフな奴だから生き抜いていることだろう。
昨年末までに発表されていたハズの発表が無いのがチト気にはなるが・・・。
ひょつとするとスペースシャトルのサルモネラ菌の例もあるように、最強さが増大し突然変異を起こしトンデモない状況になってるのかも知れない。
企画展示だけだと、入場料¥900で、 少々高く感じる内容ではあったが常設展示も併せて見るならば、一日楽しめるので是非お勧めしたい。
駅のポスター等で以前から、かなり気になっていた企画展だったので、土日の混雑日をハズしウィークデーの木曜日。早速サクラさんと見に行った。
もちろんせっかく行くんなら「プラネタリウムも見ようよ」という事となり朝10時の開館に間に合う様にいざ未来館へ。
科学館に着くと既に100人ほどの列。そうか!?もう春休みが始まっているので子供連れの親子が多い。駐車場には観光バスも見かけた。
ここのプラネタリウムは、500万個の恒星を投影できるとかでギネスにも認定されている程の超高性能なもの。プラネタリウムを見るには、入場券を購入してその券で1日分の整理券を発券するというシステム。以前から一度見てみたいと思っていたが、いかんせん午前中には、予約でいっぱいであきらめていたのだ。
10時開館、企画展¥900のチケットを購入。すぐにプラネタリウムの予約発券機へ移動。ここでちょっとしたトラブル発生。
団体が発券にモタモタしていて10時半の投影時間が迫っていた。
そこに我々の前に並んでいた女性が
「10時半の回に間に合わないんですけど!!」
と一喝。男性の係員は、機転を利かしたつもりだったのだろう
「10時半の回を見られる方は、先に発券しますので前に出てください!」
と一言。もちろん我々も便乗して列の前へ。
ここで前の列に並んでいた女性からクレーム。
「ちゃんと並んでいる私達が何で後ましにされるの!?」
女性の係員も困惑しながら元の列に並ぶよう制していたが、列に並んで待っていたのでは、到底間に合わないのはあきらか。
女性達と係員がもめていた間に、自分達は発券してもらってすぐさま6Fへ。
プラネタリウムは「偶然の惑星」という番組だった。番組自体は「偶然の音楽と偶然の映像」を生物が存在する惑星が存在する偶然性と掛け子供向けにアレンジした内容。まぁ、それなりの内容だったが“二重振り子"のコンピュータシミュレーションは、リアルタイムに設営のコンピュータがシンクロして投影していたもの。描かれた残存図形がカオスのパターンになっていた。
プラネタリウムのその美しさはさすが!ミルキーウェイが完全にシミュレートされ本当の夜空と見間違うほど。あっと間の30分だった。
さて、エイリアン展。
もともとは2005年ロンドンで始まった企画展示で、すでに欧米各国を周り今回アジア初として日本で開催されたもの。
以前、国立科学博物館で「化け物展」をやっていた際もそうだったが、最新科学のこの未来館で「エイリアン展」をやるというのもずいぶん大胆な企画だなぁ。と思っていた。今まで開催された未来館の企画展は、なかなか濃い内容の物が多かっただけに少々困惑気味ではあったが。
ZONE1「空想としてのエイリアン」
入り口を入ってすぐ。あの映画の「エイリアン」が展示されていたのには驚いた。正確には「エイリアンクィーン」スターウォーズに登場したイォークの等身大人形も展示されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1b/facf24319fdef01e4cfcb09eaab08c05.jpg)
「エイリアンクイーン」エイリアンと言ったらまずコレだわな。
ここでいわゆるキワモノ扱いされている「エイリアン」が総動員されていた。人間が想像の産物として生み出した「エイリアン」を映画や童話などを題材として紹介していた。ここでの目玉展示は、なんと言ってもあの宇宙人解剖シーンに登場した「エイリアン」であろう。ガラスケースに入って妙にリアルだった。ミステリーサークルや妖精、UFOも取り上げられていたが、それぞれのコメントがと学会風のノリで笑えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/779284370640581ef07a7baab0665540.jpg)
ロズウェルで墜落した円盤から回収された「エイリアン」ショーケースが揺れるたびにプルプル動く。これがけっこうリアルで薄気味悪さを倍増していた。
ZONE2「科学としてのエイリアン」
ここでは、極限環境に生息する生物を紹介していた。高温環境下や極寒、致死量の放射線内に住むバクテリア。また、深海に住む生物達は、奇妙な姿形をしているものが多い。これらの進化形としてエイリアンいわゆる「地球外生命体」の存在性を紹介していた。ここで意外に思ったのが「科学者達は地球外生命体の可能性」を否定していないことだ。
ZONE3「エイリアンの世界」
科学者たちが科学的根拠に基づき作り出した生命が生存する2つの架空惑星を紹介していた。最新のデータから基づき創造上の2つの惑星『オーレリア』と『ブルームーン』をシミュレートしてそこに住む生物達の生態をスクリーン上でインタラクティブに観察出来るようになっていた。
ZONE4「エイリアンとの交信」
SETIの紹介と現在地球外文明との交信をどのように試みられているかを紹介。ちょっと笑ったのが、現在太陽系を抜け恒星へ向け飛行中のパイオニア10号に積まれている「レコード」もちろん当時の世界各国のメッセージが記録されているのだが、コメント欄に「地球外生命体にこのメッセージが届く前に、果たしてこの地球で再生出来るのだろうか?」とあった。ここ数十年の記録メディアの進化ぶりに改めて感心させられた。またエイリアンへの歓迎文また警告のメッセージを作って送ることが出来る。
その他「ミッション・レポート」というコーナーがあり「ネムリユスリカ」の蘇生実験を行っていた。アフリカの乾燥地帯に住み乾燥状態で休眠し水があると蘇生するユスリカ科の蚊の幼虫。この「ネムリユスリカ」の凄いのは、極温状態、放射線にも耐える。また「クマムシ」という8本足の1mm弱の無脊椎動物がいる。こっちもありとあらゆる状況で、生き延びることができるそうで真空や深海の圧力も大丈夫。強放射線を浴びても生き抜くのだそうだ。そんな極所環境で生き抜く奴なら宇宙環境でも生きてるんじゃないの?という疑問に答え、なんと昨年欧州の実験ロケットに乗せられ宇宙空間にさらされたそうだ。まだ結果は出ていないようだが、たぶんタフな奴だから生き抜いていることだろう。
昨年末までに発表されていたハズの発表が無いのがチト気にはなるが・・・。
ひょつとするとスペースシャトルのサルモネラ菌の例もあるように、最強さが増大し突然変異を起こしトンデモない状況になってるのかも知れない。
企画展示だけだと、入場料¥900で、 少々高く感じる内容ではあったが常設展示も併せて見るならば、一日楽しめるので是非お勧めしたい。
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