「オオムラサキ」と聞くとゲーム好きの方は「あつまれ どうぶつの森 」に登場するレア度高めのキャラクターで盛り上がる様です。
自分も孫たちから初めて聞きました。
あつ森「オオムラサキゲット!」 出典:Twitter
オオムラサキは、昭和32年(1957)に日本昆虫学会で、国蝶として選定されました。
記念切手にもなっています。新動植物国宝切手・1966年シリーズ
(出典:第2次動植物国宝 オオムラサキ)
こちらに越して来て知ったのがオオムラサキの一大生息地がなんと!我が山梨県北杜市長坂町なんだそうです。
長坂駅で発行しているオオムラサキスタンプ
昔から炭焼きが盛んで、炭の原料となるクヌギ林が多く残っていることや、八ヶ岳高原に流れる水辺にエノキが多く生えていること。冬は寒く適度に雪が降るため乾燥が少ないことなどの条件が重なり、国蝶オオムラサキの日本一の生息地となったのだそうです。(引用:こちら)
そんなオオムラサキではありますが、身近に自然に生態観察が出来る施設が北杜市長坂町にあります。
オオムラサキセンター JR中央本線 日野春駅より徒歩10分ほど
館内では、一年を通じてオオムラサキの生態を観察することができ蝶の標本展示はもとより観察会や工作教室などの体験イベントが行われています。
訪問したこの日は、自分の手で割って何が出るか楽しめる化石割り体験が行われていました。
また、企画展「カブト・クワガタ展」が開催されていて、いろいろな世界のカブトの生態を間近に見る事が出来ました。
世界最大のカブト「ヘラクレスオオカブト」を初めて見ましたが、さすがにデカい!(写真は天地を逆にしています。)
販売相場10㎝越えは、1万円。150㎝を超えるオオモノは10万以上もの値が付くほど大人気のカブトです。
生態観察施設では、実際に生きているオオムラサキを観る事が出来ます。
訪れたこの日は、産卵を迎えるメスばかりでオスは皆無でした。
かろうじて、オスはこの一匹だけ観ることが出来ましたが既に羽はボロボロ。
こちらは、公式よりお借りした写真ですが最盛期は元気に園内を飛び回っている様です。幼虫で越冬し7月ごろ成虫となり見頃をとなるそうです。
来年は、是非最盛期にでも再度拝観に行こうと思っています。
※ トップ写真出典:国蝶オオムラサキの舞う⾥⼭づくり
☞関連リンク:オオムラサキセンター(公式)
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