たまたまWEBを開いたリンク先で見つけた写真・・・!!
ここから直リンさせてもらった。
あれ!? これってあの!ジョルシュ・ルースだよな!
空間のある一点からでしかその全体像を把握することが出来ない。
いわゆるトリックアートなる作品。
2001年に訪れた際に購入していたパンフとチラシ
彼の作品は、以前から気になっていて、2001年に東京庭園美術館で、彼の個展を見に行った記憶が蘇った。
彼は、日本に何度も来日していて各地で作品を残している。いや「残していた。」が、正しいかな?
2001年に催された庭園美術館にも国土地理院の富士山の地図を元にした作品を披露されていた。
彼の作品は、取り壊しが決まっている廃墟などに描かれる。
ある一点にのみその全容が理解できる緻密に計算し尽くされた彼の作品群。
しかし、作品が完成し写真撮影を行ったのち消えて無くなる。
そこが絵画や彫刻などと違った、如何とも言えない処なのである。
しかしん!?でも名前が違う!?
そう。紹介していたのはスイス人の全く別の人の作品だった。
フェリチェ・ヴァリーニ(Felice Varini)と言う人。
彼の作品はルースに比べるとPOPだ。
だが、自分はやはりルースの作品の方が好みだ。
と、言うかヴァリーニの作品は、そのまま建物が朽ちるまでそこに存在し続けるがルースの作品は、取り壊してそこから存在しなくなるのだ。(写真を見てたら例外もありそう。しかし・・・だったら後始末が大変そうだ。^^;)
そこにはかなさを感じるのだ。
ここから直リンさせてもらった。
是非、またこの日本で、個展を開催して頂きたいものである。
彼らの作品は、以下のサイトで見ることが出来る脳内補完をしながら是非ご覧あれ!
・フェリチェ・ヴァリーニ(Felice Varini)
・ジョルジュ・ルース(Georges Rousse )
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