分類:有翅昆虫亜綱>カゲロウ目(蜉蝣目)>モンカゲロウ科
モンカゲロウと違って、腹部の模様が特徴的です。
今の時期、夕方から深夜~朝方にかけて、綺麗な川の近くでたくさんの姿を見ることが出来ます。
写真は、自宅ウッドデッキの窓で撮影 AM8:30頃
カゲロウ自体は、日本全国の綺麗な川の近くに多数生息しているのでけして珍しくはないのですが写真は、まだ脱皮して体が乾ききっていない状態での撮影
このカゲロウと言う昆虫は、理科の授業などで知っている幼虫からの変態過程とは異なり一度生殖機能を有しないだけで、飛行も可能な「亜成虫」という成虫と同じ姿の過程を経てさらに完全な成虫になるという、面白い生態を持った昆虫です。
学術的にも、カゲロウ以外で「亜成虫」の過程を踏む昆虫は存在しておらずこの事は、昆虫の祖先が「成虫も脱皮をしていた」と言う名残という説もあって注目されているそうです。
幼虫期は、川の中で3年近く過ごし変態後は、摂食器官を有していないため、亜成虫での生存時間が一日、成虫になり生殖行為をしたあとは、死んでしまうはかない昆虫の代名詞でもあります。
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